
▼きょう10月25日火曜は、朝8時から「内閣第一部会・国防部会・外交部会」の合同会議に参加しています。
自衛隊がソマリアの海賊を抑えるために出動していることを延長するかどうか、それを議論する場です。
危ない海域を航行する日本の民間タンカーなどに、民間武装警備員を乗せて、憲法上の制約がある自衛隊の活動を実質的に補う、ということが行われているのですが、国民にほとんど知られていないと考えます。
ところが、この「民間警備員の武装警備」が実際どのように行われているかについて防衛省がきょう、ほとんど説明できないのです。
ふだん信頼している良心派の高官が「良く分からない。手元に資料もないので、あとで調べます」という趣旨で答弁して、唖然としました。
▼なぜこうなるか。
管轄が国土交通省だからです。
この民間武装警備員を日本の船に配置するというのは、平成25年から施行されている特別措置法によって行われているのですが、その法律は国交省の管轄なのです。
縦割り、縦割りと、その弊害が長年、これだけ叫ばれていても、日本のまつりごと ( 政 ) のありとあらゆる局面にその縦割りが徹底している情況が変わらないのが現実です。
▼しかも、今日のこの部会に、国交省が参加していないのです。
出席していたのは、防衛省、内閣府、内閣官房、外務省だけです。
この海賊対処は、今朝のこの部会で諒承されないと継続できません。
その重要会議で、なぜ、こうなのか。
おそらくは、この合同部会に国土交通部会が加わっていないからでしょう。
つまりは、縦割りは役所だけではなく、自由民主党にも貫徹されているわけです。
不肖わたしは、自由民主党の部会では、経済産業部会の部会長代理です。
部会の役員は兼任できません。
だから他の部会の運営にはタッチできません。
しかし議院内閣制において、党が、役所と歩調を合わせるかのように縦割りで居るのは、あらためるべきだと痛感しています。
自衛隊がソマリアの海賊を抑えるために出動していることを延長するかどうか、それを議論する場です。
危ない海域を航行する日本の民間タンカーなどに、民間武装警備員を乗せて、憲法上の制約がある自衛隊の活動を実質的に補う、ということが行われているのですが、国民にほとんど知られていないと考えます。
ところが、この「民間警備員の武装警備」が実際どのように行われているかについて防衛省がきょう、ほとんど説明できないのです。
ふだん信頼している良心派の高官が「良く分からない。手元に資料もないので、あとで調べます」という趣旨で答弁して、唖然としました。
▼なぜこうなるか。
管轄が国土交通省だからです。
この民間武装警備員を日本の船に配置するというのは、平成25年から施行されている特別措置法によって行われているのですが、その法律は国交省の管轄なのです。
縦割り、縦割りと、その弊害が長年、これだけ叫ばれていても、日本のまつりごと ( 政 ) のありとあらゆる局面にその縦割りが徹底している情況が変わらないのが現実です。
▼しかも、今日のこの部会に、国交省が参加していないのです。
出席していたのは、防衛省、内閣府、内閣官房、外務省だけです。
この海賊対処は、今朝のこの部会で諒承されないと継続できません。
その重要会議で、なぜ、こうなのか。
おそらくは、この合同部会に国土交通部会が加わっていないからでしょう。
つまりは、縦割りは役所だけではなく、自由民主党にも貫徹されているわけです。
不肖わたしは、自由民主党の部会では、経済産業部会の部会長代理です。
部会の役員は兼任できません。
だから他の部会の運営にはタッチできません。
しかし議院内閣制において、党が、役所と歩調を合わせるかのように縦割りで居るのは、あらためるべきだと痛感しています。