夢は僕を誘います
トビッキリのデブの歌を聴いています
涙が目から溢れだしました
回りの人たちも
老若男女みんなが驚きの眼差しで
彼のリズムに乗って踊りだしました
波がうねって手拍子を合わせます
甘い風は木々を揺らします
人々の顔には
日々の労苦の影が全然見られません
彼の歌声が保証しています
地上はすべてが楽園
ハワイだけに虹があらわれるのではありません
「虹の彼方の高いところに
あなたの夢の子守唄が
青い鳥と一緒に
そして『星に願いを込めて』と聴こえます
私のはるか後ろにレモンが落ちて
どんなトラブルも溶け去ります
ああ
あなたはきっとできますよ
永遠の緑の木が見えますよね」
彼の亡骸は灰となり虹の夢となって
いま
虹の彼方から
僕の心に降り注いでいます
「君にもきっとできるよ
地上を天国にね
心配しないで
僕のように歌い続ける限りはね
ですからお体を大切に
僕の分まで長生きいしてください
そのうち僕はあなたに虹の彼方のどこかで
歓迎のしるしとして笑顔いっぱいで
歌ってあげますから」
https://youtu.be/V1bFr2SWP1I
yacha john s.「 somewhere over the rainbow 」