2019年6月1日(土)~2日(日)
【茶臼岳】 1989m 栃木県
【三本槍岳】 1917m 栃木県・福島県
【朝日岳】 1896m 栃木県
◎参加者 山の会の仲間3人と(コジャコ・カンデ・ミカオ)
◎アクセス
行き 自家用車で那須ロープウェイ駐車場~ロープウェイで山頂駅へ
帰り 駐車場まで下山し自家用車
◎地図
1/25000 那須岳 / 山と高原地図 那須・塩原
◎ルート
山頂駅~0°40’~茶臼岳~1°00’~牛ヶ首~1°30’~沼原分岐~0°30’~三斗小屋温泉(泊まり)
三斗小屋温泉~1°00’~隠居倉~1°00’~北温泉分岐~0°30’~三本槍岳~1°30’~朝日岳~0°50’
~峰の茶屋跡避難小屋~0°40’~駐車場
◎山登り
晴れたり曇ったりガスったり。Tシャツ~シャツ着たり脱いだり。風は爽やか。
8:40 那須ロープウェイ駐車場到着。まだ、駐車車両は8割程度か。
那須連山縦走フェスティバル(茶臼岳~朝日岳~三本槍岳~中の大倉尾根~那須ゴンドラ)が開催されていたが
参加者は那須ゴンドラの駐車場に止めてバス移動とのことで、駐車場の混雑はなかった。
ロープウェイで山頂駅まで登る。フェスティバル参加者も加わりほぼ満員状態。山頂駅に着くと、駐車場あたり
にガスがかかりだしていた。
9:10 山頂駅出発
観光客?と共に登山開始。
茶臼岳は活火山で、私の生まれた頃に水蒸気爆発を起こしている。山頂あたりは樹木はなく、ほぼガラ場。
時々風化堆積岩みたいなものも混じっていいる。
9:50 茶臼岳
岩石ゴロゴロの山頂。火口に沿って回り込んで峰の茶屋跡方面~牛ヶ首方面へ向かう。
途中山の斜面から硫黄が噴出している箇所が多数。このあたりで寝てたら具合悪くなりそう。
10:50 牛ヶ首
ここから進路を西にとり、三斗小屋温泉を目指す。ここから下っていく途中で植生が復活している。
ここより上は噴火で消滅した植生が、有毒ガスの影響で復活できていないのではないか。
11:20 ひょうたん池 11:40
低地に木々に覆われたひょうたん池あり。茶臼岳の途中から見たときは良い感じの池だった。
途中、ひょうたん池に続く立派な木道があったので立ち寄ってみた。しかし、樹木に遮られ、池の全容はつかめず。
残念!
このあたりから、色々な花々が楽しめた。ツツジ・オオカメノキ・ハクサンシャクナゲ・ヤマザクラ等。
登山道は時々沢を渡る。本日は大したことはないが、大雨の時は注意必要。
12:20 沼原分岐
駐車場~峰の茶屋跡~沼原分岐というルートで三斗小屋温泉に行ける。山頂を経由しないルートだ。
我々の隣に泊まった兄ちゃん2人は山に登らず帰ると言ってたらしいので、このルート往復か。
12:50 三斗小屋温泉
ほぼ山と高原地図のタイムどおりに三斗小屋温泉に到着。
テント場は煙草屋の別館の前のスペース。4~5張でいっぱいという感じ。
煙草屋は山に囲まれて落ち着いた佇まい。渡り廊下の下の水路には温泉が流れており、なぜか緑色。
テント場の手続きを済ませ、まずは露天風呂に。ガイドブックで想像していたよりもいいお風呂!
風呂上りはビール(500円)で乾杯!露天風呂は15:00~17:00は女子タイムらしい。
ほかにすることもないので、皆で持ち寄ったお酒とつまみでプチ宴会。夕食時にまた宴会。
食後にまた露天風呂。その後また宴会。・・・飲み過ぎて20時過ぎには皆テントで寝息。
朝は早く目が覚めて、4時過ぎにはまた露天風呂へ。一番風呂だったがその後3人ほどやってきた。
一旦テントで横になったが隣の兄ちゃんたちが早朝からにぎやかなもんで、5時~6時には全員起床で朝食。
7:00 三斗小屋温泉出発
当初の計画では三斗小屋温泉から大峠に向かい、三本槍岳へ向かうルートを考えていた。しかし、途中3本の沢の渡渉
があり、増水時は注意との情報があったので、今回は隠居倉ルートとした。
三斗小屋温泉から登り始めて間もなく、温泉の源泉に遭遇。
8:00 隠居倉
隠居倉を通り過ぎ、朝日岳への分岐を南へ進み、清水平経由で三本槍岳を目指す。
清水平の木道の左斜め上に見えるのが三本槍岳。
9:00 北温泉分岐
9:30 三本槍岳
ここより来た道を引き返して朝日岳を目指す。
11:10 朝日岳
分岐より先は意外と楽。振り返ると登ってきた山々が。
朝日岳から峰の茶屋跡を目指す。左急斜面はいつ落ちてきても不思議ではない岩場の下を進む。こんな所にも
ちびっこが来ている。時々鎖場。きわどいバランスで組みあがった岩も散見される。
尖がった岩が見える。
12:00 峰の茶屋跡避難小屋
きれいな避難小屋だがトイレはないようだ。宿泊は禁止らしい。
ここから駐車場へ下る。登山道より朝日岳が良く見える。
最後に狛犬が見送ってくれる。
12:40 山麓駅
◎下山後
車で大丸温泉に移動。まずは温泉で汗を流す。川が露天風呂となっている。タオル着用の混浴とのことだったが
男しか見なかった。
車で自宅へ向かい、車を置いて駅前の鳥貴族へ。しっかりと栄養補給。
◎感想・反省
テント泊の荷物で20kg近い荷物だったが、テーピング+サポーター+ストックで何とか無事歩けた。2日目は荷物を
分散してもらったので、荷も軽くなった。下りは右膝に違和感があったが何とか歩き切った。
不思議なことに、山行の翌日は右膝の痛みなし。今回の山行に行く前よりも痛くない。膝の強化開始。