2018年8月13日(月)~14日(火)
【霧藻ヶ峰】 1,523m 埼玉県
【前白岩山】 1,776m 埼玉県
【白岩山】 1,921m 埼玉県
【雲取山】 2,017m 東京都・埼玉県・山梨県
【飛龍山】 2,077m 埼玉県・山梨県
【熊倉山】 1,624m 山梨県
◎参加者 ソロ
◎アクセス
行き 三峰口駅~西武バス~三峰神社
帰り 丹波山温泉~西東京バス~奥多摩駅
◎地図
1/2500 雲取山・丹波 / 山と高原地図 雲取山・両神山
◎ルート
三峰神社~1°34’~霧藻ヶ峰~2°28’~白岩山~1°18’~雲取山荘(テント泊)
雲取山荘~4°05’~飛龍山~2°22’~熊倉山~0°40’~サヲウラ峠~3°23’~丹波山温泉
◎山登り
8/13 晴れ~くもり~雨 Tシャツで登る。時々雨具。
09:35 三峰口駅よりバス乗車
西武秩父から乗った方が良かったか。三峰神社参拝と思われるお客さんが多く
座れずに途中まで立った。
10:50 三峰神社
参拝客多し。登山者はちらほら。登山道の入口がわかりにくい。
登山道は木立の間を登る。看板はしっかりと設置してある。
12:15 地蔵峠
もやが出てきた。
霧藻ヶ峰の少し手前に、秩父宮記念碑あり。
12:24 霧藻ヶ峰 12:46
霧藻ヶ峰はその名の通り霧で視界なし。霧藻ヶ峰休憩舎で休んでいると雨が降り出した。
休憩舎はしっかりしていて、ここでなら泊まれそう。
12:59 お清平
雨の中を進む。
14:05 前白岩山
前白岩山に向かう途中、先行していたソロの登山者が引き返してきた。
雲取山荘に予約していたが、雨の中たどり着けるか不安で引き返すとのこと。
雨は夕方には上がる予報だったので私はそのまま進んだ。
14:52 白岩山
雨は降ったりやんだり。
15:04 芋ノ木ドッケ
ドッケとは「突起」がなまった言葉。と、看板に書いてあった。
登山道は枯れ木の倒木が多い。時々距離を示した標識が立っている。
15:44 大ダワ
雨はやまない
16:11 雲取山荘
雨はあがっていた。雲取山荘でテント場の予約。500円。
本日は私以外に利用者なし。山荘泊りの人も少なそう。
夕食はインスタントラーメン+もち2個。ウィスキー水割り。
テント張った後に再び降雨。調理中は傘をさして。
夜中に鳥の甲高い声で目が覚めて外に出てみると、雲が途切れて星が見えていた。
8/14 晴れ。午後時々雨。Tシャツで移動。時々雨具。
06:50 雲取山荘
朝食は五目御飯。お茶と味噌汁の段取りを忘れてた。残念!
昨日の湿ったズボンをはいて出発。
07:23 雲取山
昨年も登り、2回目の登頂。登山者は2組のみ。
一人が写真撮ってくれた。午後から天気が怪しいので鴨沢に下るとのこと。
予定通り飛龍山へ向かう。
笹藪の道が続き、ところどころ登山道が不明瞭。斜面に付いた道では谷側に道が抜けている場所もあった。
07:52 三条ダルミ
昨年は三条の湯から三条ダルミを経由して雲取山に登っている。
今年は逆コースで、ここから飛龍山に向かう。
08:38 狼平
テントが張れるような平場出現。
09:39 三ツ山
笹藪が続く。
10:19 北天のタル
三条の湯への分岐。飛龍山へ向かう。
途中、飛龍山への近道。
10:55 飛龍山
私以外に一人だけ軽装の登山者がいた山頂。
12:15 前飛龍
やや疲れながら前飛龍。
13:27 熊倉山
さらに疲れながら熊倉山。看板が残念。
13:57 サヲウラ峠
十字路のサオウラ峠到着。丹波天平経由で下る予定だったが。若干早く下れる南下ルートを選択。
山と高原地図には急斜面要注意の記述。記述通り、踏み外すと面倒なことになりそうなルートが続く。
あまり登山者が通っていないようで、ルートが不明瞭な場所あり。
下っていく途中で、登山道を見失う。地図とコンパスと高度計を頼りに急斜面の南下を続ける。
幸い、再び登山道に合流。この間にかなりの時間をロスし、どっと疲れる。
15:40 民家近く
害獣除けの柵が設置されている。扉を2回開け閉め。飲み水もなくなる。
16:20 一般道をトボトボ歩き、ようやく丹波山温泉に到着。
◎下山後
道路より右に下ると道の駅がある。ここで自販機で水分補給しながら下山連絡。
そこからさらに下って橋を渡って「のめこい湯」にたどり着く。
温泉で汗を流し、ふろ上がりに生ビールと枝豆。店員は愛想なしだけど、ビールはうまい!
バスは数時間に1本。18:22が奥多摩駅行きの最終。
無事に乗り込んだら、私以外の乗客は1人だった。
◎感想・反省
2週続けてのテン泊山行。前回は数日間筋肉痛でしんどかった。今回も結局2日目に10時間以上歩いている。
結果として、大した筋肉痛もなく、膝の痛みも発生しなかったが、少し無茶だった気もする。
テーピングと2日目は終日ストックを使ったために、ダメージが少なく済んだと思う。
山と高原地図にルートがしっかり書かれていても、人気のないルートは踏み跡が不明瞭になっている
ことがわかった。サヲウラ峠からの下りルートは急傾斜で不明瞭な登山道で、尾根づたいに下るルート
から東へ回り込むところで道を見失った。道と思われるところを東へ進んだが、途中で完全に道が
なくなり、引き返した。そのまま進んでいたら、急斜面を滑落する危険もあった。
もとの尾根に戻り、地図とコンパスと高度計で現位置を推定し、尾根づたいにさらに南下する必要があると
判断し、道のない斜面の南下を続けた。しばらく下ると、登山道に合流することができ、事なきを得た。
今回は、1カ月ほど前に購入した高度計付き腕時計が役に立った。もちろん、地図とコンパスも用意して
あった。さらに、まだ早い時間だったことも幸いした。薄暗くなった時点であの斜面にいた場合、
今回のように動けたかどうかわからない。今回は直前でルートを変えたので、事前調査も不十分だった。
いずれにしても、初めてのルートを選定する場合は、事前の調査をしっかり行い余裕をもった日程を
組むことが必要であると、改めて感じた。