まるぞう備忘録

無題のドキュメント

大人の対応合気道。自分の良心。本当に怖いこと。

2023-05-17 09:04:41 | 今日のひとり言

防災カレンダー
17日。新月週間。




よくある質問
「職場でいつも私を責める上司がいます。
 昨日の記事にあるように私は上司からの贈り物を受け取らないようにしましたが、それでも上司はあいも変わらず私を責めてきます。
 受け取らない汚れた荷物は受け取らなければ、相手に還るはずですよね。なぜ昨日も上司は変わらず私を責めてきたのでしょうか。」

 このご質問は次のよくある質問とも共通点があるように思います。

よくある質問2
「私は収入が少なく毎日の生活が苦しいです。
 でも目をそむけなければ、それは起きないんですよね。
 私は自分の収入が少ないことを自覚してますし、それについて目をそむけていません。が、私の収入は一向に上がる気配はないです。
 目をそむけなければ起きないはずじゃなかったのですか。私はいつになったらこの貧乏生活を脱出できるのですか」

 今日の記事は、これらのご質問の直接の回答になるかはわかりませんが、大人の対応合気道の考察を続けて行きたいと思います。お付き合いよろしくお願いいたします。



人生の真理を本当に信じているか。否か。

 大人の対応合気道で、大切な宇宙観があります。それは
・一番恐ろしいのは自分自身の良心である。
・人生で最も後悔することは自分の良心に背いたことである。

です。

 これを実感として信じている方。
 人生経験の中で本当にそうだ。と心から思っている方。
 そういう方は、大人の対応合気道の上達は早いです。

 皆様はいかがでしょうか。
 頭ではわかったつもりでも、本当は心では信じていない人もいるでしょう。
 いやいや。やっぱり自分の良心が一番怖い。
 自分の良心が誤魔化せないことを知っている。思い知らされたよ。という方もいらっしゃるでしょう。



 人生にはそれぞれの季節があります。
 100人いれば100の季節がある。

 ただし、大人の対応合気道の上達という視点では、一番怖いのは自分自身の良心だ。と痛いほど実感されている方ほど、上達が早い。という傾向がある。という仮説です。



どれだけ良心の呵責を蓄積しつづけているの!

 たとえば、自己肯定感の麻薬がきれると、弱い立場の人を責めたり否定することで、自分の肯定感を得ている人物がいたとします。その方は御自分の良心に蓋をして、弱い立場の相手から吸い取っていることを常習としています。

 良心の蓋がはずれようとした時は、良心の疼き(うずき)を思い出すことがあったとしたら、自分が返さなければならない借金があまりにも膨大なので、やはり蓋をする。そして弱い立場の人を否定し責めている時だけは、その「良心の呵責」を感じなくてすむ。自己肯定感の麻薬を求めます。



修羅の人生を生きる人。ずっと前から。ずっと後も。

 その方は、あなたに対してだけ、そのような「自己肯定感の搾取」をしているのでしょうか。
 いいえ。この人生で、もう長い長い間そのように生きてきました。
 弱い立場の人間を封じ込めて、自己肯定感を搾取する。その方の人生はその繰り返し。屍累々の生き方。

 たとえばその方が会社の上司であれば、数年の付き合いで縁がきれることも多いでしょう。しかしその方は、あなたと縁が切れても、その方の人生で、また別の標的を見つけて、自己肯定感の搾取を続けます。



どれだけ良心の呵責を蓄積しつづけているの!

 それは修羅の世界の風景ではないでしょうか。
 相手を責めて吸い取る。相手を否定して吸い取る。周囲の人。屍累々。
 良心の呵責を思い出すと、再び麻薬が欲しくなる。

 修羅の世界の人は、常に吸い取る獲物がそばにいることを強く願います。
 サイコパスとかソシオパスと呼ばれる人たちは、自分が支配できる人間が離れないように巧妙に獲物を操ります。飴と鞭を上手に使って、一度取り込んだ相手を手放さないようにする。ということもよくあるパターンです。
でも、本当はその方の良心は、ずっと痛み続けています。弱い立場の人間を責めて否定するたびに、良心の痛みは蓄積しています。



本当にお気の毒なこと。

 でも必ずその方はいずれは自分の良心と向き合うことになります。
 その方が運が良ければ、生きている間に、自分の良心の呵責の精算を始めることができるでしょう。良かったです。
 でもその方の運が悪ければ、この人生が終わるまで、最後まで良心の呵責に蓋をしたまま、死後自分の良心の痛みと対峙することとなります。

 それは本当にお気の毒なことだなと思います。



その人をお気の毒と思えるようになる観える風景。

 昨日の荷物の話。汚れた荷物は受け取らないとどこにいくのでしょうか。という問いについて。
 その人のことを思い出すと悔しくて悔しくてと思う間は、その汚れた荷物は自分の家の中(自分の心の中)にあります。

 でもそれは仕方のないことです。
 それだけ相手はひどいことをし続けてきたのですから。
 一朝一夕には手放すことは難しいでしょう。

 しかし懸垂だって、1回が出来るようになるまでは1年はかかります。
 最初は10秒ぶら下がることがやっとです。
 でも毎日努力することで、誰でも必ず懸垂ができるようになります。

 心の体幹力も同じです。
 毎日の努力で。1年単位で。必ず誰しも、汚れた荷物を受け取らないことができるようになります。



 その最大のコツは
・人生で一番怖いのは自分の良心である。
・どの人も自分の良心だけは絶対に誤魔化すことが出来ない。

と実感として信じているかどうかです。



相手の中に自分を観る。相手の中に宇宙を観る。

 人生の中で、弱い立場の人を、言葉巧みに支配して、その人達から自己肯定感を搾取し続けてきている人生。本当に、どれだけの良心の呵責をその人が蓄積してきているか。そしてこれから先の人生蓄積し続けるのか。考えると本当にお気の毒だと思います。が。

 更に重要なのは、振り返って自分自身はどうか。ということです。
 武道の合気道とは、相手の中に自分を観ることです。相手の中に宇宙の真理を観ることです。

 大人の対応合気道も同じです。
 良心に蓋をしながら、良心の呵責を蓄積しつづける相手を観ながら、その相手の中に私は私を観ます。
 自分の良心の呵責について。
 私は自分の良心に蓋をして生きていないだろうか。と自分自身に問います。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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腹式呼吸は人にとって、とんでもない力を発揮させるカギである事は間違いない事は体験として理解できてきています。
当然、健康や人間関係にも直結する事だろうと思います。

→ ありがとうございます。
もし仕事で緊張する方がいらっしゃったら、「4つ数えて腹で息をする」「息を止めて4つ数える」「4つ数えながら息を吐く」を試してみてください。

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そんな輩の事も慈悲深い釈尊は気の毒に思ったかもしれません。

→ お気の毒と思ったと思います。
どなたにとっても、一番怖いのは自分自身の良心である。という真理を見抜いていらっしゃったでしょうから。

==========
「おひさま有難うございます」での太陽凝視の記事の事が昨日のように思い出されました。これからもよろしくお願いいたします!

→ これからもよろしくお願いいたします。うしし。

==========
相手に寄り添うこと。
相手に毅然と対応すること。
静かに観守ること。

これが難しくて頭でわかっても出来ないのです。

→ 懸垂でもできるようになるのに1年はかかります。最初は10秒ぶら下がっているのが精一杯。でも毎日続ければ、誰でも必ずできるようになります。

・自分の人生で起きていることの意味を知ること。
・自分は残りの人生をどのように舵取りするか決意すること。

今回の大人の対応合気道説もこの方便にすぎません。
一緒に景色を観ていきましょう。コメントありがとうございます。

==========
誰に相談したら良いか悩んでいるようでまるぞうさん難しい質問なんですが何か意見を聞かせていただけないでしょうか。長々と失礼します。

→ 保護者として、淡々と言うべきことについては、きちんと子供の良心に響くと思います。その点は子供を信じて良いと思います。
ただし、その時に、恐怖心から感情的になると、恐れている事実を引き寄せると思います。
「淡々と」なのか「恐怖心から」なのか。この綱引きです。

そして今回の件とは別に、親は「子供は自分の後ろ姿を観て育つ」ということを忘れてはいけないと思います。

==========
まるぞうさん、私はまったく知りませんでした。頭か幸せすぎると、目の前で何言われても聞こえないんですね。笑

→ 甘酸っぱい物語のお裾分けありがとうございます。キュンとなります。(^^)

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