まるぞう備忘録

無題のドキュメント

大人の対応合気道。私が受け取らないと。

2023-05-16 10:31:21 | 陰と陽の理論

防災カレンダー
16日。新月週間。




私が受け取らなかったら。

 心の体幹力を鍛える時に、いつも思い出すことがあります。

 それはある聖人の方のお話です。
 ある村で、ある男性が、その方を口汚くののしった。というエピソードです。
 その男性は、その方が言い返してくることを狙って挑発したのでした。

 しかしその方はただ黙って聞いていただけでした。

 弟子たちはくやしくて、どうして無言だったのですかとそのお師匠さまに尋ねました。
 するとその方は「私が受け取らなかったら、その荷物はどこにいくだろう」と弟子の方にお答えになった。というエピソードです。



体幹力は誰でも必ず鍛えれば少しずつでも強くなる。

 心の体幹力がまだ不充分だと、どうしても相手と同じ土俵に引きづられてしまいます。
 心の体幹力が徐々に強くなっていくと、相手の土俵に引きづられる回数が少しずつ減っていくことでしょう。



自分自身は自分の良心に恥じるところがないことが大切。

 ただし、このお話には表と裏がありまして、
 やはり自分自身が、相手に対して不誠実な要素が残っていると、それは自分に返って来るということでもあります。

 だから。
 クレームを言ってくる相手、一方的に責めてくる相手。攻撃してくる相手に対して、その中で、私に非がある部分はどのくらいなのだろうか。たとえ1%であっても、自分に非がある部分は、きちんとそれを認めること。その1%は謝罪すること。
 また相手が困っていることであれば、こちらの出来る範囲で、助けてあげたい。という気持ちは大切であろうと思います。

 ただしその1%のこちらからの謝罪をこれ幸いと舌なめずりして、自分の要求をのませよう、自分がマウントをとってやろう、相手を支配してやろう。というサイコパスやソシオパスの要素が相手に現れた時に、動揺することなく毅然と距離を置く心の強さ=心の体幹力。です。



切り分けのルール。

 相手は自分と同じ修羅の土俵に引きづりこむのが目的です。
 相手の挑発に乗らず、毅然と距離を開けていられること。これが心の体幹力です。

 このシリーズに最初に例にあげた記事。この作家さんは御自分の中で、クレーマーとの距離についてきちんとルールを決めておられました。

・心情的に不快な思いをさせたことについては謝罪する。
・相手に実害を与えたということであれば、一つ一つ事実確認をする。


 という切り分けのルールは絶対に守る。ということでした。
「謝罪するときに最も注意しなければならないのは、相手に主従関係を強いられ、一方的に要求を飲まざるを得ない状況に追い込まれてしまうことです。」
「従って、定性的、感情的な被害に対しては、金銭で解決を図るのは適切ではありません。それで相手が不服に思う場合は、それこそ司法の場で第三者に判断してもらえばいいのです。」




自分自身の「心の体幹ルール」を築いていく。

 こちらに非があれば謝罪はするが、相手の「支配したい。奪いたい。吸い取りたい」という要素については、毅然と距離を置く。
 あるいは相手の「反射的に批判している無思考ロボット状態」についても、静かに観守る。

 そのやり方は、100人いれば100通りの呼吸があることでしょう。上記の作家さんのルールは一例であります。この作家さんは数多くの修羅場を経験して、御自分なりに御自分のルールを構築されました。
 私たちも私たちの経験を積むことで、自分たちなりの「心の体幹ルール」を積み重ねていきます。中級から上級へ。そして達人の域になられる方も(このブログの読者の方々の中には)いらっしゃると思います。



その汚れた荷物は誰が受け取るの?

 その過程の中で。やはり心の軸がぐらついてしまう時、相手の揺さぶりにこちらも感情的になりかける時。Fight(ファイト=闘う)か、Flight(フライト=逃げる)という自分の癖に呑まれてしまいそうな時。

 私が受け取らない荷物は一体誰が受け取るのだろう。



思い出して悔しい思いをする?

 ずっと先、多分数十年先。運が良ければその方が生きている間。運が悪ければその方がこの世を離れた後。私が受け取らなかった荷物は然るべきところに還ります。
 私は本当に恐ろしいことだと思います。ですから私は自分が出しちゃった汚い荷物は、自分が生きているうちに回収したいです。自分と相手が生きている間であれば、きちんと謝罪を相手に伝えたいです。

 そして自分に出された汚い荷物は受け取らないこと。思い出せば悔しいと思う間は、その荷物は私の家の中にあります。しかし、受け取らなければ(=思い出して悔しいと思う気持ちが家の中になければ)それは然るべき相手に還ります。

つづく。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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また仕事を休んでしまいました。職場でどんどん居場所がなくなり、家でもノイローゼ気味です。強いものが弱い者が弱気の時に更に追い込む社会。日本の未来は暗い。神様は許さないぞ。

→ 今回の考察が何かお役に立つヒントになれば幸いです。と思って書いております。よろしくお願いいたします。

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このブログが明日も見られることを願っています。

→ ありがとうございます。私もつづきを読みたいでっす!

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今後の世界情勢
アメリカのデフォルト危機は
どうなるのでしょうか?

→ 大勢の人が注目している災難は起きにくい。大勢の人が想定外の災難や見ないことにしているところに災難が起きやすい。という法則が当てはまるかどうかを観ていきたいと思います。

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実は弟が救急車で運ばれバタバタしております。再度、よく拝読させて頂きます。

→ 災難が小さい災難で過ぎますように。大丈夫。

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呼吸、大事ですよねぇ。きっと自分の生活の何もかもすべてにおいて。。。こちらも腹式呼吸の秘めた可能性を痛感するこの頃です。

→ 武道は呼吸ですものね。お気づきのことがあればまた教えてください。よろしくお願いいたします。

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記事のリンク切れてますよ~。ヤフーニュースからは削除されたようです。

→ 私も今日の記事を書くなかで気づきましたので、新しくツイートしなおしました。お知らせありがとうございました。

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最近、リウマチが再燃してどんよりしています~😭関節痛も辛いですが、ドライアイなどなど…専門医と相談して膠原病の検査をしました。今週に結果を聞きに行きますが、どうにか陰性でありますように~

→ 最悪を想定すること。その最悪の備えをすること。これだけ備えて起きるならそれは仕方ないと腹を括ること。手放すものは与えられる。
大丈夫。

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不食
まるぞうさん、いつも気付きのヒントをありがとう。
https://www.youtube.com/watch?v=jJVROj7oVBo
腸内細菌が牛の女性

可能なるか!?不食で生き続ける人たち 1/3
https://www.youtube.com/watch?v=pYsywX7hjKo
可能なるか!?不食で生き続ける人たち 2/3
https://www.youtube.com/watch?v=A1XgL8X_w40
可能なるか!?不食で生き続ける人たち 3/3
https://www.youtube.com/watch?v=Adw93aZaCB8

2009年のtv番組なんですが今でも新しい。
世界各地の不食の人の共通項はなんとおひさまにあたることだそうです。(太陽凝視は網膜に悪いのでおやめください。)
食糧問題にも解決のヒントになればと思ったりします。

→ 15年前、このブログを始めた一番最初は「不食日記」でした。太陽を凝視して不食になるかを試してその記録を書いたものでした。でも数週間で不食実験は止めましたが、ブログは毎日続いております。
でも近未来の人類の小説は、今でも興味深々です。お知らせありがとうございます。

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天国へ行きたい天国へ行きたい天国へ行きたい天国へ行きたい
地上に天国を。

→ Heaven is nowhere. Heaven is now here.
(ヒント:nowhere = now here)

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