9月17日(木)から3日間の予定で決算特別委員会が始まっています。
平成31年度決算は平成31年(2019年)4/1~令和2年(2020年)
3/31までで、令和元年度決算になります。
冒頭、市長から、税収増により経常収支比率が96.8%から94.5%に改善
し、基金も130億円を超え徐々に健全化に向かっているが、今後について
はコロナの影響もあり不透明だ。コロナの関係で担当職員が移動になり、
一部の資料が未作成になったことのお詫びがありました。
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平成31年度決算は歳入と歳出の差が一般会計では12億、特別会計もあ
わせると18億の差になっています。
一般会計では歳入が▽5億ですが、支出が+18億なので、差は12億です。
市税収入は5億円増えて対前年度比8億円増です。
さまざまな質疑がありました。
私が質問したことは(17日歳入)
1.子ども子育て支援臨時交付金について=予算が4億5千万に対して収入済額が
1億8千万(58%減)なのはなぜか?⇒金額の提示か3月中旬だったため、補正対応
できなかった。幼稚園預かり保育が対象だが、利用人数見込み1170人に対して
実績が276人、単価見込みが11300円が実績5800円になったため。利用
見込みについては東京都の説明会で70%と言われた。
2.保育関係の補助金と交付金に「事故繰越」とあるが、これは何か?⇒事故繰越
とは通常避けれらない事故や戦争のため繰り越すことをいうが、これは歳入計上
したマスクが品切れで買えなかったため、事故繰越とした。
3.待機児童解消支援補助金について=30年度決算に対して45%減の1億1千万
の理由は何か?⇒0才から2才までの100名以上だと補助率が上がる。30年度
は該当見込みがあったため2億円の交付があったが、最終的に辞退者がでた
ため、31年度に9216万返還した。
4.不動産売り払い収入予算5000万に対して、86.5%減676万の理由は何か?⇒
676万は未活用道路3件の収入、プラス北口再開発事業用地の区画外の買戻し
とあわせて2000万の収入。
(18日歳出)
5.街頭防犯カメラ国分寺市駅南口、北口、国立駅北口計42台の目的外利用及び
外部提供は何件か?⇒警察に4件提供した。管理している商店街から市に報告
がある。
〇法令に基づくものだと思うが、条例に規定されている取扱者の制限やデータ
返却、第3者に渡していないかなどの確認はとっているのか?取扱い基準に
のっとっていると思うが、詳細は後日、別の機会に改めておたずねする。
6.障がい者の相談支援について=相談支援専門員が不足していると聞いているが
今何人いるのか?⇒27人いる。研修は東京都が行う。条件が厳しいが新しい事業所
も2つできたので、増えるのではないかと期待している。
7.移動支援について=自宅以外からの出発も認められたと聞くが、ショートステイで
認められていないのは何故か?⇒安全な引き渡しができれば自宅以外も要件を緩和
してきた。短期入所は認めていないが、課題は安全な引き渡しである。
8.子どものための施設利用給付事業について=3億2千万の予算についして支出済み
が2億2千万なのは何故か?幼稚園預かり保育の見込み違いは昨日聞いたが、認可外
保育も見込み違いが大きかったのか?⇒1467人の見込みに対して実績が437人
(29%)だった。
9.生活保護費の返還金について=過払いによる返還金の収入未済額が1億円を超えて
いることは問題ではないか?⇒計画をたてて少額づづでも返還していただくようにしたい。
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18日は衛生費まで終わりました。
連休明けの23日に続きをやります。