9月15日(火)補正予算審査特別委員会がありました。
今回は副委員長で委員長席の隣の一段下がった席でした。
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一般会計予算623億5000万に18億8200万追加する補正予算です。
収入は主に国庫補助金9億4000万、前年度繰越金5億8000万、
支出はGIGAスクール構想10億3500万、基金積み増し7億6000万、
です。
GIGAスクール構想は、小・中学校の児童・生徒8000人に1人1台の
端末整備とネットワーク環境整備で国がコロナ感染症緊急経済対策として決定
したものです。国分寺市としても前倒しで実施することになりました。
端末と環境整備費の10億3500万についてはほぼ全額国の補助金がつきますが、
令和3年から5年間の保守・運用維持費9億1500万は市の負担になります。
始まるのは来年の4月からですが、方針や実際の進め方についてはこれから
情報推進委員会を中心に決めていくそうです。
ICT支援員も配置せずヘルプデスクで対応するそうです。現場の先生の負担が
増えて、教育格差もさることながらICT格差も増えるのではないかと心配です。
しかしながら今後を考えた時ICTは不可欠ですし、1人1台の端末は有効に使え
ればコロナ対応も可能ですし、充実した教育の可能性も高まるものと期待
できます。準備期間が少ないですが、先生の研修も含めて半年間で成果が
でるように進めていただきたいです。
また、新たに学校に学習支援サポーターを配置する、小学校給食の調理業務
委託を令和3年度1校から2校へ変更する、コロナの感染症対策事業などが
含まれていました。
GIGAスクール構想について、共産党は準備してから買うべきで買ってから考え
るのは良くないと反対しましたが、賛成多数で委員会では可決成立しました。
私も賛成しました。