12月13日(日)ローカルマニュフェスト=LM推進連盟関西勉強会に参加しました。
「今こそ議会力を見せようー議会改革最新事例からコロナ過の議会までー」
というテーマで3時間の長丁場でした。
今年のLM大賞の各賞受賞者による事例発表でした。15分の持ち時間で10分
説明、5分質疑応答のスケジュールでどんどん進んでいきました。
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始めは北川正恭さんの講演。マニュフェスト大会も15回になり議会力が強まって
きたとのお話。地方から国を変えて行こうと激を飛ばされました。
事例報告1は大津市議会の議会BCPについて。
議会局の清水局長さんのお話でした。議場での防災訓練をおこなっているそうです。
市役所でクラスターが発生した時は議員は市役所に来てはいけなかったそうです。
オンラインで委員会をやっています。
事例報告2は議会改革の今。
地方議員のイメージで何をしているかわからないが56.1%でここ数年変わってい
ないそうです。市の議会便りは一方的発信ばかりとのこと。確かに(-_-;)
事例報告3は議会改革ランキング1位の西脇市議会。
コロナ禍でも課題懇談会委員会単位で開催し、常任委員会は月1回開催している
そうです。
事例報告4は岸和田市議会。
議会の録画中継に字幕表示しましたが、ユーチューブと会議録作成のデータを使って
経費はほぼゼロだそうです。
事例報告5は京都府の精華町議会。
10年前まで追認議会だったが、全国の議会改革に触発されてさまざまな取り組みに
チャレンジしています。
事例報告6は敦賀市議会議員の前川和治さん。
予算書が議員の手元に届くとそれをもとに市民とともに話し合いをしています。
事例報告7は一般社団法人UMFの高村治輝さん。
いわゆる「選挙割」をやっていて選挙に行くと何々が安くなるという取り組みです。
事例報告8は川西市長の越田けんじろうさんでした。
マニュフェストを44項目市民との対話でつくり2018年10月の市長選挙で当選しました。
コロナ禍で苦労されているようです。
以前研修会で日本で自治体デジカル化が一番進んでいるのは川西市だと聞いたので、
市長が率先しているのか聞いたところ、市長が始めたが、職員がどんどん提案してくる
ようになったとのことでした。
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それぞれとても頑張っている議会や議員、首長さんの事例を聞いてとても勉強に
なりました。