大学の授業について緊急事態宣言後もいつまでもオンラインが続いていたので対面
授業を増やすようにさまざま抗議してきました。
11月に入り、ようやく息子の大学でも対面授業が週1回始まりましたが、結局1回しか
行かれなかったのは11/28のブログに書いたとおりです(-_-;)
その後文科省が12/23に対面授業が少ない大学名を公表して対面授業を増やすよう
に要請しましたが、大学側は簡単には対面授業を増やせない事情もあり、苦悩してい
るという報道がありました。
確かに大学側の事情も理解できます。何よりも感染拡大を防がなくてはならないため
教室の確保や学内のインターネット環境の整備も必要であり、学生数が多い大学では
密になる場面が多く回避するのはなかなか困難なのもわかります。
文科省も対面授業を増やせの一点張りではなくそれぞれの大学の事情を勘案して
問題点を整理する必要があるのではないかと思います。
学生数の少ない大学では対面授業も増えているようですが、首都圏や大都市の学生
数の多い大学はこれからも対面授業を増やすのは苦労が多いと推察します。
しかしながら息子の大学でも学長が来年度はできるだけ対面授業を増やしたいとの
メッセージを発表していますし、他の大学でも同様の表明をしているところがあります。
ここで遅れていたオンライン授業が一気に進んだことはやむを得なかったとはいえ、
一定の成果があったと思います。今後は本来の対面授業を少しでも増やしていただい
て人対人のリアルな学習効果を高めていただきたいと思います。
オンラインも対面も一長一短あるでしょう。授業によって使い分けて大学の授業の
レベルが上がり、生徒たちが充実した大学生活を送れるように切に希望します。