日本最大の石櫃(いしびつ)
山の中の静かな宝泉寺温泉。今から1000年ほど前に空也上人が訪れ、上人が杖を突き刺した場所から温泉が湧きだしたのだそうです。以前は「宝泉寺」というお寺があったそうですが、現在はお寺は残っていません。その宝泉寺で湯船として使われていたという「石櫃(棺桶)」が残っているのが、共同露天風呂の「石櫃の湯」です。川を渡った静かな場所に露天風呂があります。(現在は足湯)
山の中の静かな宝泉寺温泉。今から1000年ほど前に空也上人が訪れ、上人が杖を突き刺した場所から温泉が湧きだしたのだそうです。以前は「宝泉寺」というお寺があったそうですが、現在はお寺は残っていません。その宝泉寺で湯船として使われていたという「石櫃(棺桶)」が残っているのが、共同露天風呂の「石櫃の湯」です。川を渡った静かな場所に露天風呂があります。(現在は足湯)
川を渡ろうにも橋の入口に門があり鍵がかけられていて入れません。門に張り紙があり鍵は歩いて5分ほどの酒屋さんにあるとのことなので、そこで鍵を借りて入ります。50分貸し切りで1000円です。
湯は無色透明でちょうどいいかげん。静かな自然の中で石を枕に寝そべり、この地の歴史に思いをはせながら、ゆったりと湯に浸かります。(現在は足湯のみ)
* 空也(くうや)上人は、平安時代中期の僧。天台宗空也派の祖。阿弥陀聖(あみだひじり)、市聖(いちのひじり)、市上人と称される。民間における浄土教の先駆者で鎌倉時代の一遍上人に多大な影響を与えた人物です。
若い頃から在俗の修行者として諸国を廻り、南無阿弥陀仏の名号を唱えながら道路・橋・寺などを造り、社会事業を行い、貴賤(きせん)を問わず幅広い帰依者を得ました。
* 空也(くうや)上人は、平安時代中期の僧。天台宗空也派の祖。阿弥陀聖(あみだひじり)、市聖(いちのひじり)、市上人と称される。民間における浄土教の先駆者で鎌倉時代の一遍上人に多大な影響を与えた人物です。
若い頃から在俗の修行者として諸国を廻り、南無阿弥陀仏の名号を唱えながら道路・橋・寺などを造り、社会事業を行い、貴賤(きせん)を問わず幅広い帰依者を得ました。