「オジーの休憩室」

岡山県や群馬県等地方の農産物の栽培の紹介や出掛け先の風景写真,生活の中の写真等を載せました。特に農家や生活の様子を。

「心が幸せをつくる」 書籍「情熱思考」より

2010年07月01日 | 日記
 「心が幸せをつくる」
 「情熱思考」に感動した物語があったので掲載しました。

彼の家は貧しかった。
家族が暮らす部屋はたったのひと部屋。 靴職人の父は病弱で、11歳の時に死んだ。

彼は学校を出て、歌手を目指すが挫折。 バレエ団に入るがこれも挫折。
その後も挫折を繰り返す。 大学も中退。 極度の心配性。
人づき合いが下手。 容姿が見にくい。 失恋の連続。

彼は旅を出て、孤独な人生を過ごした。

しかし、転機が訪れる。23才、徒歩旅行中につづった旅行記を自費で出版。
その本が世間で話題になる。
そして、彼は童話を書いた。あたたかい思いやりの心を描いた。

  『裸の王様』
  『みにくいアヒルの子』
  『人魚姫』
  『マッチ売りの少女』
  『赤い靴』
―――彼の情熱は世界中の子供の心に響いた。

彼の名は ハンス・クリスチャン・アンデルセン。
その心はだれよりも美しく、だれよりも幸せだった。

彼が70才で亡くなった時に、彼の葬儀にはデンマークの皇太子や各国
の大使をはじめ子供からお年寄り、浮浪者までもが参列した。

彼は貧しかった少年時代を振り返り、「私の少年時代は一遍の美しい物語であった。
物はなくても幸せになれる」と言った。

人生は美しい物語。
人は幸せになれる。
心が幸せをつくるから。

      是久昌信著 「情熱思考」 (夢をかなえた45人の物語)より


倉敷市連島井上ファーム 2010年最初の蓮の花です。


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