いきなりこんな写真ですみません。
この虫、一般的には「山ダニ」と呼ばれています。(実際の大きさはこんなに大きくありません。ホンの数ミリです)
あるお客様が持ち込まれました。 釣りのための山歩きで、気がついたら衣服についていたそうです。
ネットで検索してもらうとわかりますが、日本全国、ほぼ何処にでも生息しているみたいです。
昔のことですが・・・ わたしが中学生の時 うちは銃砲店をやっていて、その時猟犬(セッター)を飼っていました。
その犬の毛をクシでとかしていると、首のあたりに丸くふくれているものを見つけたことがあります。
何も知らないわたしはそれを無理やりひきちぎっていましたが、その時血が指先につき、良く見ると虫らしいのが分かりました。 それがこの「山ダニ」だったんですよね。
人間や動物の皮膚に喰いつき、血を吸うんですよ。・・で、腹の部分が直径7~8ミリぐらいまで(もしかしたら、それ以上に)丸く膨れ上がって、そうすると犬などについた場合にもハッキリと見て分かるようになります。
わたしがやったように引きちぎっても、喰いついたダニの頭の部分が皮膚に食い込んで残っていて、赤く腫れてとても痒みがあるそうです。
(「山ダニ」の詳しい説明や対策・それに、もしやられた場合の治療法などもネット検索でたくさん出てきますので見てください。)
かといって、あまり神経質になる必要もありませんが、ある程度被害を防げるとしたらそうした方が賢明ですよね。
渓流釣りの場合、どんなところを歩くか分かりませんから、薄手でもいいから白っぽい色の長袖物を着用し、ズボンのすそ部分も靴の中に入れたり、もちろん帽子も忘れずに・・・ 肌の露出をなるべく少なくしたほうがいいそうです。
これからは他にもスズメバチとかアブとかにも用心したほうがいいですし、また足元からは「山ヒル」にも注意したほうがいいですよ。
あ、それからもちろん熊やマムシや猿の群れにも・・・
こんなにいろいろ挙げると山歩きのイメージダウンになってしまうかな(?)
でも予備知識として一応知っておいた方が良いとは思います。
雄大な自然の風景や澄んだ清流、きれいなイワナに会うってことはある程度いろんなリスクと隣り合わせってこと・・・ですよ。
とにかく・・・ すべからくは、何事にも準備万端整えることが必要ということが今日の“まとめ”、、、ということですね。
では、また