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大坂なおみ選手のコーチ サーシャ・バイン氏のコーチングマジック!

2018-09-11 23:02:50 | 日記


この週末の朝はUS Openに釘付けでした。
錦織圭選手も大健闘のベスト4!
大坂なおみ選手はグランドスラム大会で日本初となる「優勝」!

テレビでは歴史的快挙と報じています。私も興奮覚めらやぬ月曜日の朝です。

さて、今日のテーマは「コーチング」
33歳のサーシャ・バイン氏が大坂さんのコーチになったらのは昨年の12月とのこと。
まだ、1年にもならないのに、素晴らしい活躍を支える「コーチ」としてメディアが取り上げています。
伝えて聞く範囲ではありますが、彼の、トップアスリートのマインドセッティング術の素晴らしさに注目しています。

ミスをおかしたとこからの精神的リカバリーは、選手自身ではなかなかコントロールできないものです。
インタビューで大坂選手は、一番大切なことは「我慢」と答えています。
今までの彼女は感情的でしたが、失敗しても直ぐにセルフコントロールをして良いプレーに繋げる事が出来ていた事が、今回の勝因の一つだったように感じます。
気づかせてくれたのはサーシャ・バインコーチでした。

彼女は20歳の若さですが、プロテニスプレイヤーです。コートに立つと全てが自己責任でプレーに臨み「勝利」を勝ち取ってゆくプロフェッショナルです。
年齢は関係ありません。
強い意志力とたゆまぬ努力、そして心を支えてくれるコーチやスタッフと家族が彼女の活躍を支えています。

スポーツアスリートだけではなく、コーポレートアスリートたる「フィジカル&ナレッジワーカー」を支え、躍動させる「組織社会の意識」も、サーシャ・バイン流のコーチング術を学ぶべきところ多々です。

特に学ぶべき事は、上から目線で指導・育成、叱咤激励するのではなく、目線を合わせ、プレイヤー落ち込んだ時のメンタルリカバリーをスムースに行う事ができる「心への助言」をしているところです。

普通は失敗すると「何やってるんだ!しっかりしろ!」となりますが、「だいじょぶ !次はできる!」と柔らかく鼓舞します。
選手は冷静になり、自分の力を発揮できるようになります。

リエラルキー組織社会を見渡して見ると、最近ではスルガ銀行や電通、東芝といった大企業での問題、そして、体操協会、ボクシング、アメフト、レスリング協会などスポーツ界で様々な問題が報道されていますが、私は、決して対岸の火事とはいえない「日本社会の意識構図」があるように思います。

人を育てようと思い過ぎるのは「奢り」です。
脅し叱責して心を蹂躙するような言動を浴びせかけ、「恐怖管理」をする組織運営スタイルは「レッド組織」(マフィアや暴力団などの組織)の特徴です。
若いから何も知らない!ではありません。
また、上席者は権限・責任を持つ事が、「権力」を持つと勘違いしてはいけません。

人の心を躍動させて、「個力」や「やる気力」を発揮しやすくする事が、コーチや管理職、経営者の役目!と私は考えています。

「人が育つ」コーチングマジック!
サーシャ・バイン氏からもっと学びたいと思います。