人間にフォーカスした価値創造空間としての「未来型モデルオフィス」のデザインと実現可能性
人間にフォーカスした価値創造空間としての「ヒューマン・コミュニティオフィス」の在り方と「場」つくりスタイルを具現化、普遍化し、近未来の実社会に実装してゆくためのディレクションと方法論と実践的デザインコンセプトを示してみたいと思います。
先ず、「ヒューマン・コミュニティオフィス」に求められるオフィスの在り方と機能を次のように仮定義してみましょう。
「ヒューマン・コミュニティオフィス」概念のベースラインにある理念は、
・人間の集い場
・人間の夢中創造の場
・自他の区別無く人生時間を共有する場
・心身健康に配慮されている場
・心理的安全性に満たされた場
・知の創造を促進するSECIモデルオリエンテッドの場
・コーポレート・ウエルビーンク(組織事業の成功)とエンプロイー・ウェルビーング (働く人々の幸せ)が調和されている「場」
・SDGsコンセプトにコンプライする「人類幸福実現の場」
これら理念は「超理想」として見えるかもしれません。
でも、私はオフィス概念を「働き方」のみにフォーカスさせるのではなく、人間一人ひとりの「暮らし方」、つまり「人生の生き方」の観点をも抱合させたゆとり(遊び)「場」としてとらえてみると、こうした「超理想」は決して絵空事ではなく、真剣に取り組んでゆけば実現可能な挑戦と考えています。
では、どのようにして、この「理想郷の場」を創り上げてゆくかは次回お話しします^_^
-続く-