狩猟採集定住で暮らしを続ける人々
人類1万年前の暮らしぶりを現代に見る事ができます。
東アフリカ・タンザニアのエヤシ湖周辺で1万年前と変わらぬ狩猟採集生活を送る少数民族「ハッザ族」の暮らしぶりは、私たち現代人が忘れている「生きる原点」を呼び覚ませてくれます。
現代文明の中で、なぜ原始生活を送るのか?
との思いは便利社会に暮らす人たちにとっては素朴な疑問かもしれません。
でも、彼らの暮らしを(メディアを通して)知るにつれ、人として当たり前の行動をしている事に気づきます。日が登れば活動ををはじめ、日が沈めば家に戻り、獲物を皆で分かちあいながら夕食を共にし過ごす社会はDAO的です。
日本では「縄文時代」が狩猟漁労採集定住生活をしていた時代。でも一万年も過去の話!
考古学研究から当時の暮らしぶりの一部を知るのみです。
私の好奇心は、ハツザ族の暮らしを文化人類学的視点から研究してみると、現代社会のさまざまなバイアスを払拭できる気づきがあるのではないかとの思い。
人間の「原点回帰」を感じられる暮らしが今にある事が興味津々の日曜日です。