「インテリジェンス」とは、知能やそれの働き、あるいは知能が働く上で利用する情報群などを内包した概念です。
組織の「場」つくり、そして社会の「場」を演出創造してゆくには、「インテリジェンス」センスが不可欠です。
インテリジェンスは、「情報群」を『意味解析』し、人類にとって「有意で意義」ある「付加価値創造」してゆく行為です。
映画の世界では、悪を相手に諜報機関の工作員(スパイ)が、超絶スーパーヒーローとして描かれる世界ですが、現実社会では007とはいきませんよね。
コーポレート・インテリジェンス戦略は経営企画部門のミッションであり、その実践現場の内容は、最たる企業機密事項として情報が表に出てくることはありません。
そこで、インテリジェンス型の「場」つくりの切り口で、私が進めてきた(いる)取組方につきシリーズでお話ししてゆきたいと思います。
第1回は「データ」と「情報」そして「情報群」の意味
情報・デジタル社会では膨大な「情報」が溢れています。ここでの「情報」の意味はSNSなどを含めた、テキスト、映像、音声等のなんでも「情報」としておきます。
そのデジタルサイズは59ZB(ゼッタバイト→ 10の21乗バイト!)と言われており、毎日数百テ TBが増殖中です。
こんなに膨大なデジタル情報を、どのように意味のある「価値情報」とゴミ情報をふるい分けながら、意味化させてゆけば良いのでしょうか。
観測データや行動データの如く、生の情報を含め、「情報クラスター」たる情報群を整理するのは高速量子コンピュータの出番です。
でも、それだけでは不十分です。
人間の知恵が必要です。
-続く-
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます