私たち人間は、年齢に関係なく人生時間を楽しむ事が出来れば幸せを感じるもの!
でも現実社会は、複雑な人間関係や社会のしがらみに「心痛」を感じることも少なくありません。
人体メカニズムとしての「脳」は、人間が生きてゆくための司令塔ですが、「心」は司令塔からの指示だけでなく「情緒」「感」「勘」、といったエモーショナルな感受性を生む機能を持ち、そして「気」や「波動」などの自然の「神秘」をも受信できる意識の受容体!
何か説明のつかない『気』のゆらぎを感じて、人間脳にフィードバックしながら人間感を繋ぎ合わせてゆく暗黙力の機能....!を秘めているのが『心』
ともあれ、『エイジレス』に人間をやり続けてゆくには、「脳と記憶の関係」や「脳と心の関係」を学ぶことで、人間の創造力のメカニズムや、コミュニケーション誘発のメカニズム知る重要な手掛かりやヒントを得ることができ、生活デザインに役立ちます。
チョット学んでみましょう。
全ての記憶や感覚を司る脳は「記憶のサーバー」であり「脳と心」とは同じものと考えてしまいがちです。
然し乍ら、「脳科学」を学んでみると、エイジレス・ライフデザインで重要な「場」つくり要素である「コミュニケーション設計」に関し興味深い考察が出来るようになります。
今日は、「Dr.ブレインのよくわかる脳科学」の解説から「脳」と「心」の関係性についての知見を紹介します。以下はWebからの抜粋引用です。
-Quote-
1.脳はどんな仕事をしているの?
人間には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、すなわち五感をはじめとしてさまざまなセンサー〔感覚器官〕があり、そのセンサーで感知した情報は脳に伝わるようになっています。
感覚には、五感以外にも、お腹が空いたり、痛くなったりして、お腹の状態を脳に伝える内臓感覚や、バランスを取る時に重要な役割を果たしている平衡感覚などもあります。
脳はこのように感覚器官から入ってくる情報を分析し、何をすべきかを判断し、身体に指示を出しています。
(中略)
2. 脳と記憶の関係はどうなっているの?
それでは、脳はどうやって判断して指示を出しているのでしょうか。
脳が感覚器官からの情報を基に判断して身体に指示を出すためには、脳の記憶機能が重要な役割を果たしています。
感覚器官から入ってきた情報はまず感覚記憶として、長くても数秒の間だけ記憶されます(例えば、視覚情報の場合、0.5秒程度といわれています)。
ほとんどの情報はその後忘れ去られるのですが、脳が興味を持った情報は短期記憶という形で、数十秒間、記憶されます。一度に記憶できる情報量は、マジカルナンバー7とよばれ、7個程度といわれています。でも最近の研究では、7個よりもっと少なく、4個程度という説もあります。
脳は感覚器官から入ってきた情報とこれらの記憶されている情報に基づいて判断を行い、身体に指示を出しているといわれています。脳は、私たちの知らないところで、常に働いているのです。
3. 脳と心の関係はどうなっているの?
そうだとすれば、私たちが喜んだり悲しんだりするのも全て脳の指示なのでしょうか。脳は心と同じなのでしょうか。
脳と身体はお互いに密接に関係し合っているので、心を理解するためには、脳だけではなく私たちの身体丸ごとを知ることが重要ですが、ともあれ、心の働きに脳が大きな役割を担っていることは間違いないようです。
心を理解するうえで記憶と同じように重要なのが「情動」という働きがあります。情動というのは、感覚器官からの情報に基づいて起こる身体的変化のことですが、この情動の働きにも脳が大きく関わっていると言われています。
情動は大きく快情動と不快情動に分けられます。快情動というのは脳が快いと感じる状態で、脳はその状態を求めて近づいたり、維持しようとしたりして身体に指示を出し、行動が起こります。
「情動」と「感情」はどう違うのでしょうか。
「情動」には快情動と不快情動があって、脳は快情動を求めて快情動行動をとり、不快情動を避けるために不快情動行動をとります。その状態を意識すると自分が今、どういう感情かがわかります。
自分が意識している状態が感情であると理解してもいいでしょう。
情動は人間が生きていくためには必要な機能なのです。
(以下略)
-Unquote-
快情動とは、慈しみ、至福、満足、夢中、自尊心、喜び、愛などの感情です。
私がこだわりを持って取り組んでいる「五感マネジメント」による「場」つくりも、働く人々の感性を豊かにする快情動を演出しようとの考え方です。
私たちは、エイジレスにポジティブ人生を設計してゆくにあたり、「脳科学」の知識をベースとして、働く人たちの快情動行動に繋がる環境構築と、触発させる仕掛けを知っておくと、エイジレスコミュニケーションも上手くゆくものです。
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