チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV シナリオ2 - 再興のビザンツ帝国 その11の続き
最後の文化アイテムの「神曲」を手に入れるため、鎌倉幕府を生かさず殺さずで相手をしながら、ダンテの登場を待っておりました。その間にビザンツ帝国の勢力範囲の開発を進めていました。そんなことをしているうちに、鎌倉幕府の北条時宗が亡くなってしまいました。後を継いだのは若狭貞久という凡庸な国王(架空の人物)。時宗にはもうちょっと頑張って欲しかった。
そしてかなり時間の経った1307年の春、ついにダンテの登場!
待たせやがって! (その原因は私にあったのですが…)
最後の文化アイテム「神曲」を入手! 国王アンドロニコスがいる鎌倉では例によってルネサンスが起こりました。
ここで平泉を攻めて世界制覇をしても良かったのですが、国土の開発がかなり進んでおり、どうしても開発できる土地は全て開発したくなりました。全国から人員をかき集めて、53都市の勢力範囲内にある開発可能な全てのマス目を開発し終わったのが1309年の夏。もう思い残すことはありません。平泉を包囲していたアンドロニコスらは最終決戦に入りました。
火砲兵20部隊に包囲され、鎌倉幕府軍は炎上。なすすべもなく3ターンで終了しました。
さえない国王の若狭貞久を解放。北条時宗と決着を付けたかったところです。
そしてエンディング。一度は十字軍に滅ぼされミカエル8世が再興したビザンツ帝国は、十字軍、イスラム勢力、モンゴルの末裔たちを従えて世界制覇を成し遂げました。スタート時点では国力も戦力も恵まれているとは言えませんでしたが、コンスタンチノープルの文化レベルの高さは最後まで頼りになりました。文化は交易によって伝播され、それによってユーラシア全土は爆発的に発展し、多くの人々が恩恵を受けたことでしょう。文化による世界制覇こそ、ビザンツ帝国にしか成し得ないことだったのかもしれません。
完
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ようやくシナリオ2のクリアですが、終盤でダンテが現れなかった原因は、ビザンツ帝国に将軍が多過ぎて、内部的に新たな将軍データを持てなかったためでした。このことはアンドロニコスの13人の子供が全て女性だったことから気づきました。まあそのおかげで国土開発を納得するまで進めることができました。終盤は1ターンに30~40分ほどかかり、やたらと時間を食いましたが。
シナリオ2は元をはじめとしたモンゴル勢の存在感が圧倒的でした。モンゴル民族の強力な将軍も多く、かなり手こずりました。ゲームの設定は別としても、歴史上モンゴル帝国が分裂さえしなければ、世界はモンゴルが支配していたでしょうね。
本作については、本来は両シナリオを全ての国でクリアしようと思っていたのですが、さすがにそれは無理でしょう。だからこれでクリア認定とします。またいずれ引っ張り出して遊ぶこともあるかもしれませんけど。長いこと楽しめたゲームでした!