りすかの続きだが、りすかはあまり活躍しない。口だらけ少女や魔眼使いが登場し、委員会も登場。そして、ここにきて創貴の父やその4番目の妻きずなのことにも触れられ、遂に本格的に魔法使い達との戦いになるようです。どうやら、次の舞台はキャ○ルシティのようです。
前巻でありえないタイミングで中断されたストーリーだったので、続きを読まないわけには行かなだろって感じで読みました。まあ、予想通りの結末だったが、すれ違いの日々にはそれなりにハラハラしながら読んだ。前回も今回も、表紙の恵麻ちゃんがかわいい。
ロシアの古い童話というか、英雄譚だそうで、普通に面白かった。筒井康隆さんは私が最初に読書の面白さを教えてくれた人。全体的にふざけた内容の作品が多く、こんな真面目な作品もあったんだねって感じ。挿絵は何と手塚治虫さん。
巻末に、ビィリーナについての解説、筒井康隆の年譜、筒井康隆の文庫目録がおまけで付いている。