児童書なんだけど、なんだかドロドロした雰囲気で、日常がどんどん崩れていく様子に圧倒されました。読み始めたら止まらない。そんな物語です。さあ、ダレンはこれからどうなっていくのでしょうか。楽しみです。
久しぶりにこのシリーズを読んだ。なんと今回はタイムマシン。加速器むげんを使ってワームホールを生成しタイムマシンを作る(??)とかなんとか。さらに、量子もつれによって情報が光速を超えるのを利用してのタイムマシンとかなんとか。一方でそもそも時間とは何かとかいう根源的な疑問にも立ち向かう(かと思いきや、それほど真剣に取り組んでいる感じでもない)。いつもいつも壮大なスケールで描かれるこのシリーズだが、今回はリアリティがなくなってきたと感じてしまう。まあ、でも綿さんと沙羅華の軽妙なやり取り相変わらずよい感じでした。