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ローマ人の物語37 最後の努力[下]

2021-06-18 20:51:00 | 簡単レビュー
ついにただ一人の皇帝になったコンスタンティヌス。首都をピザンティウムに移し自らの名前を冠したコンスタンティノポリスと名付ける。キリスト教を振興というか、他の宗教と同列にしたミラノ勅令を公布したが、なんだかキリスト教だけ特権を与えられるようになる。どうも塩野さんは母親の影響だとみているようだ。ただそれだけでなく、帝位を唯一無二の神に与えられるとしたことで自分の特異性をも完成させる。もうこれは良きローマの終わり中世の始まりということになるらしい。

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