「見たい、知りたい、わかりたいという欲望」それが長く暗いキリスト教社会の中世ヨーロッパにおいてついに「爆発」したもの。それがルネサンスだったということなのだろう。
「一千年以上もの長きにわたって指導理念でありつづけたキリスト教によっても人間性は変わらなかったのだから、不変であるのが人間性と考えるべきである。ゆえに改善の道も、人間のあるべき姿ではなく、現にある姿を直視したところに切り開かれてこそ効果も期待できる(p.181)」これはマキアベッリの考えだったらしいが、つまりは塩野さんの考えでもあるのでしょう。
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