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備忘録:::「スパコンの戦艦大和」の建造は中止せよ 2009-05-15 / IT
文部科学省の京速計算機プロジェクトから、NECと日立が離脱すると発表された。これは当ブログでも、
「スパコンの戦艦大和」として批判してきたものだ。
特に発注側のプロジェクト・リーダーに受注するNEC出身の渡辺貞氏が「天上がり」し、 1150億円ものプロジェクトが随意契約でITゼネコン3社に発注されたことは、官製談合の疑いが強い。
もともと今どきベクトル・プロセッサを開発することが時代錯誤であり、それを断念したのは遅すぎるぐらいだ。
この計算機は「地球シミュレータ」のような目的もなく、
税金によるITゼネコン救済プロジェクトといわれてもしょうがない。
★ 世界がグリッド・コンピューティングやクラウド・コンピューティングに向かっているとき、
このような【戦艦大和】を建造するのは税金の浪費であるばかりでなく、 日本のコンピュータ業界をミスリードするものだ。今からでも遅くない。京速計算機の開発は中止すべきである。
http://www.nhk.or.jp/itwb/3/index.html
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:::【一部割愛】
home > 番組ラインアップ > 【第7回 ITが導く“みんなの医療”】【クラウド】
★★★【グリッドコンピューティング】と呼ばれる手法で、仮想的にネット上にスーパーコンピューターを構築して、 通常なら【数百年】かかるシミュレーションを【数年】で行うことができます。
またITを使って、薬を服用した患者から副作用の情報をネットで集める研究も行われています。 専用の報告サイトから患者が自分の症状を自由に書き込めるのです。 そうすることで、これまで医師や製薬会社しか集められなかった副作用の情報を、患者自身からも収集することができます。 それは私たち一人ひとりが、医療へ積極的にかかわることにもつながっています。
【集合知】 さらに知る 「 集合知(医療)」 広がる医療の集合知:患者のための“SNS”
番組で紹介したように、大規模シミュレーションが不可欠な新薬開発を、 集合知を利用して実現するなど、医療分野においても集合知を利用した取り組みが増えてきています。
この集合知を利用した取り組みのなかで、注目されるのが、患者同士のソーシャルネットワークです。 米国では、主に難病を抱える患者が参加するソーシャルネットワークキングサービス(SNS)があります。 このSNSでは、会員登録をすると「自分が現在どの病気を患っており、どのような薬をどの程度服用し、 どのような副作用があるか」といった状況を登録・更新していきます。
こうした情報を記録するメリットは、同じ病気を持つ会員同士が情報を共有できることです。 たとえば、同じ疾病を持つ複数の患者が同じ薬を服用して、同じ副作用を発生したとします。 もちろんこの状況がどの患者にも当てはまるわけではありませんが、同じ疾病を持つ別の患者が同じ薬を服用すれば、 同じ副作用が発生することが予想できます。
もちろん、患者一人ひとりの生まれ育った環境は異なるため、年齢、性別、様々な点で全く同じ状況は存在しません。 しかしながら、こうした状況(ステータス)をデータに変換することによって、場合によっては有益な情報になります。 これは、今年度の第5回「コンビニ」の回で扱った“データマイニング”に共通する点があります。 すなわち、大量のデジタル化されたデータの中から、有効な情報を抽出し、それを役立てる点が共通していると言えます。
参考サイト:PatiensLikeMe(患者参加型SNS) ※ クリックすると、NHK以外のサイトに遷移します
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--「さらに知る」アドバイザー:
長橋 賢吾 【 ITアナリスト 博士(情報理工学) 】
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、東京大学大学院情報理工学研究科修了。
博士(情報理工学)。ケンブリッジ大学コンピュータ研究所訪問研究員、証券会社にてIT企業担当アナリストを経て、現職。 ネットワークの技術やビジネスへの応用について調査・分析を行い、ネットワークの未来像を探っている。