東芝の不適切会計問題を巡り、株主が会計監査を担った★新日本監査法人(東京)に損害賠償を求めた株主代表訴訟で、原告の株主側が★請求額を約105億円から★1兆円に増額したことがわかった。監査法人を★訴えた同種訴訟は珍しく、請求額が1兆円に上るのは異例だ。
原告側は「WHの損失が★早く公表されていれば、株主は★原発建設企業の買収を認めなかった。公表しないという東芝の判断を★追認した監査法人は損失の★責任を負う」として、今年1月に請求額を増額。これに対し、新日本は「企業が★何を公表するかは監査法人の★監査対象ではない」として請求棄却を求めている。