「アメイジンググレィス」という曲をご存知ですか?
私はこの曲がとても好きで よく聴いたり歌ったりしていました
でも、起源は知りませんでした
その昔 奴隷船の船長をしていた牧師がいました
彼が乗った奴隷船が嵐に遭い 難破しそうになったとき「どうぞ助けてください」と神に祈ったのだそうです
助かった時彼は自分が奴隷をどんな目に合わせているかを知り 心から悔い改めました
その時に彼が作った歌だそうです
英国に帰った牧師は 奴隷制度の廃止を訴えましたが議会では誰一人として耳を貸しませんでした
その時に議会の人たちが言った言葉が あまりにも今の日本と似ているのです
「せっかく手に入れた利権を どうして放棄しなければならないのだ」
「奴隷制度があるお陰で 我々はこの豊かさを保っていられるではないか!」
聞き覚えのある言葉ではありませんか?
映画「アメイジンググレイスの予告編」
あの大地震と大津波だけでも心が潰れるほどなのに
そこに原発事故が加わって放射能汚染は日本中だけじゃなく外国にまで行き 私たちは明日が見えなくなっています
それでも、利権を追い続ける人たちって 一体どんな頭の中なのでしょうね
「沈黙の春を生きて」というドキュメンタリー映画を作った坂田監督と ナレーションを受け持った加藤登紀子さんの対談が紹介されていました
この対談からアメイジンググレィスの起源を知りました
そして涙がこみ上げました
映画「沈黙の春を生きて」の予告編です
加藤登紀子さんが 震災後1ヶ月経った時に行なった被災地ライブのようすにも感銘を受けました
それぞれ短い時間ですので見ていただけたら嬉しいです