こんにちは。堺市西区上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
今日は授業がお休みですので、朝から頑張って塾の大掃除をしました(自宅は放置です(笑))。私なりに普段からある程度キレイにしていたつもりですが、5時間以上もかかる大激闘になりました。いや～疲れました。ですが、キレイな部屋は気持ちいいですので、極端に整理整頓が苦手な私ですが、みんなが快適に勉強できる空間にしていきたいと思います。
今年はほとんどすべての人にとって落ち着かない日々の連続でしたね。私の場合は、とにかく私が感染してしまったら生徒たちにうつしてしまう可能性が高くなり、そうなると保護者の方々まで感染してしまいます。そうならないためにも、私なりにできるかぎりの予防はし続けましたし、今後もそうしていきます。まずは健康・命を最優先して行動すべきですよね。
日本だけではなく世界中もコロナ対策が順調に進まない中でしたので、子どもたちの不安もとても大きくなりました。3月からは全国で休校になり、学校が再開されたのはようやく6月頃でした。分散登校から始まり、学校行事なども例年と比べると仕方ありませんが、十分なイベントは開くことができませんでした。中でも受験生に与えた影響はとても大きいものです。
今年度の高校受験は、すでに出題範囲が狭くなることが発表されています。学校の開始が遅れたので、最後まで授業が進むことができない学校があることへの配慮からでしょうが、これがまたやっかいです。というのは、範囲が狭くなるということは、これまでの過去問があまり使えなくなります。受験生は過去問、いわゆる「赤本」を勉強し、過去の出題傾向をつかみ、その対策の勉強をしていきます。しかし、今年は範囲が異なるため、傾向は変わってくることが予想されます。もちろんすべての受験生が同じ条件ですので有利・不利はありませんが、大きな不安になるでしょうね。
大学受験はもっと厳しく、センター試験から共通テストに変更になるというだけでも、受験生にとっては大きな負担であるのに、受験制度も大きく変わりました。また、コロナ感染者が増加するであろう受験シーズンに、受験をする回数をできるだけ少なくしたい、早く大学を決めたいという気持ちが勝ってしまい、本来の第一志望を変更して受験を早く終わらせる受験生も増えそうです。そもそも今年の受験生の世代は、共通テストに変更する際に「英語民間試験」と「記述問題」の導入がほぼ決定段階に入ったため、その対策を始めた子たちも多くいたはずです。それなのに突然見送られたために、勉強の方針が混乱してしまい、思いっきり国の決定に振り回されてきた世代なのです。
このような状況下ですが、塾生たちはみんな、一生懸命頑張っています。寒さがますます厳しくなる中でも自転車に乗って夜遅くに来てくれたり、電車に乗って来てくれたり、彼らの気持ちとヤル気は私にビシビシと伝わってきます。そんな彼らの気持ちに応えるためにも私はいつも全力で教えなければならないと思っています。「今日も塾で勉強してよかった」「先生と話できてよかった」そう思ってもらえるように、こちらも最大限のパフォーマンスを発揮するというのが塾のあるべき姿だと思っています。
ただ、今の若い世代には私たちの世代が学生だった頃のような、将来への期待感や希望というのは少ないかもしれないですね。私は大学生時代にバブルが崩壊し、いわゆる氷河期世代ですが、それでも今よりもみんな自分の将来をもっと明るく考えていたと思います。今の若い世代にとっては、加速化する少子高齢社会、日本企業の伸び悩み、二極化する社会、そういったものによって自分の未来に閉塞感を感じ、明るい未来を想像できない。大人が「夢をもつべき！」といったところで、大人が子供だった時代とは今は違うんですよね。夢なんて持てない子が多くて当たり前なんです。このことは、子どもに原因があるわけではなく、私やさらに上の世代の大人の責任だと思います。子どもたちが夢や希望を持ちにくい社会を作ってしまったのは大人たちですから。それなのに、「最近の若いやつは……」などと若者を責めるのはまったくお門違いです。
こんな世の中だけど、きっと君たちは君たちの力で変えることができるということを忘れずにいてほしい。うまく世代交代してあげることができなかった大人の世代の責任は大きいけれども、君たちは君たちの力で切り開いていくことはきっとできるはず。決してあきらめないでほしいということは私は伝えていきたいと思っています。このコロナ禍でいろんなことが見えてきたと思う。真剣に自分の将来を考えるきかっけになった子もいると思う。そんな若い子たちを励まし、応援していく姿勢を私はこれからも続けていきたいと思います。みんな、頑張れ！
今年は10月頃からブログを更新できなかったにもかかわらず、こうして読んでくださり本当にありがとうございます。
そして、コロナで不安いっぱいの中でも、いつも元気に塾に来てくれた塾生のみんな、そして保護者の方々本当にありがとうございます。来年も今年以上に信頼に応えるためにも一生懸命頑張ります。(そして競馬も頑張ります(笑)）
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
ONE-SのHP
今日は授業がお休みですので、朝から頑張って塾の大掃除をしました(自宅は放置です(笑))。私なりに普段からある程度キレイにしていたつもりですが、5時間以上もかかる大激闘になりました。いや～疲れました。ですが、キレイな部屋は気持ちいいですので、極端に整理整頓が苦手な私ですが、みんなが快適に勉強できる空間にしていきたいと思います。
今年はほとんどすべての人にとって落ち着かない日々の連続でしたね。私の場合は、とにかく私が感染してしまったら生徒たちにうつしてしまう可能性が高くなり、そうなると保護者の方々まで感染してしまいます。そうならないためにも、私なりにできるかぎりの予防はし続けましたし、今後もそうしていきます。まずは健康・命を最優先して行動すべきですよね。
日本だけではなく世界中もコロナ対策が順調に進まない中でしたので、子どもたちの不安もとても大きくなりました。3月からは全国で休校になり、学校が再開されたのはようやく6月頃でした。分散登校から始まり、学校行事なども例年と比べると仕方ありませんが、十分なイベントは開くことができませんでした。中でも受験生に与えた影響はとても大きいものです。
今年度の高校受験は、すでに出題範囲が狭くなることが発表されています。学校の開始が遅れたので、最後まで授業が進むことができない学校があることへの配慮からでしょうが、これがまたやっかいです。というのは、範囲が狭くなるということは、これまでの過去問があまり使えなくなります。受験生は過去問、いわゆる「赤本」を勉強し、過去の出題傾向をつかみ、その対策の勉強をしていきます。しかし、今年は範囲が異なるため、傾向は変わってくることが予想されます。もちろんすべての受験生が同じ条件ですので有利・不利はありませんが、大きな不安になるでしょうね。
大学受験はもっと厳しく、センター試験から共通テストに変更になるというだけでも、受験生にとっては大きな負担であるのに、受験制度も大きく変わりました。また、コロナ感染者が増加するであろう受験シーズンに、受験をする回数をできるだけ少なくしたい、早く大学を決めたいという気持ちが勝ってしまい、本来の第一志望を変更して受験を早く終わらせる受験生も増えそうです。そもそも今年の受験生の世代は、共通テストに変更する際に「英語民間試験」と「記述問題」の導入がほぼ決定段階に入ったため、その対策を始めた子たちも多くいたはずです。それなのに突然見送られたために、勉強の方針が混乱してしまい、思いっきり国の決定に振り回されてきた世代なのです。
このような状況下ですが、塾生たちはみんな、一生懸命頑張っています。寒さがますます厳しくなる中でも自転車に乗って夜遅くに来てくれたり、電車に乗って来てくれたり、彼らの気持ちとヤル気は私にビシビシと伝わってきます。そんな彼らの気持ちに応えるためにも私はいつも全力で教えなければならないと思っています。「今日も塾で勉強してよかった」「先生と話できてよかった」そう思ってもらえるように、こちらも最大限のパフォーマンスを発揮するというのが塾のあるべき姿だと思っています。
ただ、今の若い世代には私たちの世代が学生だった頃のような、将来への期待感や希望というのは少ないかもしれないですね。私は大学生時代にバブルが崩壊し、いわゆる氷河期世代ですが、それでも今よりもみんな自分の将来をもっと明るく考えていたと思います。今の若い世代にとっては、加速化する少子高齢社会、日本企業の伸び悩み、二極化する社会、そういったものによって自分の未来に閉塞感を感じ、明るい未来を想像できない。大人が「夢をもつべき！」といったところで、大人が子供だった時代とは今は違うんですよね。夢なんて持てない子が多くて当たり前なんです。このことは、子どもに原因があるわけではなく、私やさらに上の世代の大人の責任だと思います。子どもたちが夢や希望を持ちにくい社会を作ってしまったのは大人たちですから。それなのに、「最近の若いやつは……」などと若者を責めるのはまったくお門違いです。
こんな世の中だけど、きっと君たちは君たちの力で変えることができるということを忘れずにいてほしい。うまく世代交代してあげることができなかった大人の世代の責任は大きいけれども、君たちは君たちの力で切り開いていくことはきっとできるはず。決してあきらめないでほしいということは私は伝えていきたいと思っています。このコロナ禍でいろんなことが見えてきたと思う。真剣に自分の将来を考えるきかっけになった子もいると思う。そんな若い子たちを励まし、応援していく姿勢を私はこれからも続けていきたいと思います。みんな、頑張れ！
今年は10月頃からブログを更新できなかったにもかかわらず、こうして読んでくださり本当にありがとうございます。
そして、コロナで不安いっぱいの中でも、いつも元気に塾に来てくれた塾生のみんな、そして保護者の方々本当にありがとうございます。来年も今年以上に信頼に応えるためにも一生懸命頑張ります。(そして競馬も頑張ります(笑)）
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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