おはようございます。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
今年は大型連休もあり、各中学校の定期テストの日程の調整を悩ませております。中間テストを無しにして、1学期の定期テストを1回にした学校もあります。
子どもたちにとっては、長い休みは嬉しいでしょうが、その期間中の課題が増えたり、テストの日程が変動したりしますので複雑な気持ちでしょうね。
それでも多くの生徒はそんなこと関係なく、テストに向けて一生懸命勉強してくれていますし、いつも「頑張ろう」という気持ちが伝わってきますので、私も力が入りますし、90分の授業時間があっという間に過ぎます。
ただ、こういった「やる気」というのは不安定なもので、中学校3年間だけでも維持するのは大変です。それが小学校から高校までずっととなると、それはもう私からすると超人のように思えます。
私自身も、小学生〜高校受験まではある程度の気持ちは維持できていたと思いますし、特に中3では少なくとも同じ中学校のどの子より高いモチベーションで勉強できていた自信があります。だから1日10時間近い勉強であっても、続けることができたのだと思います。
ですが高校に入学した途端に、そのやる気は一気にゼロになり、普段の勉強はもちろん、テスト前になっても勉強をすることがなくなっていきました。原因はいくつかありますが、
①高校合格を目標に頑張ってきて、その目標を達成したので燃え尽きてしまった。②周りの子たちが、みんな賢くて、張り合う気持ちが薄れた。③ガリガリ勉強することがカッコ悪く感じた←完全な中二病ですね(笑)
私がこれまで指導してきた生徒でも、当たり前ですが全員が全員「やる気」に満ち溢れていた生徒ばかりではなく、嫌々勉強していた子もいました。
勉強をしないのは、「何も目標がないからなので、目標や夢を持つべき」
もちろん、これは正しいんですよね。私もそうでしたし、夢を見つけてから一変した生徒を何人も見てきましたから。ただ、問題はそんなに簡単に夢や目標なんて見つけられないんですよね。
そしてもう1つ。実は小学生や中学生で勉強のやる気のあまりない子は、夢や目標がないのが原因ではなく、「勉強がわからないから」という子が圧倒的に多いことです。それはそうですよね。その年齢から将来の夢がある子なんで一部でしょうし、もし決まっていたら逆に勉強なんてしないかもしれませんもんね。夢や目標がないから、とりあえずは勉強しておくというの方が大半なのではないでしょうか。
私は大学時代、毎日が苦痛でした。中学校も暗黒の3年間でしたので、私には学校というものが合っていなかったのかもしれせんね。中学時代は、ヤンキーが学校を支配していたという環境が嫌だったのですが、大学はとにかく勉強がわからなかったのが苦痛でした。浪人時代に自分の学力に限界を感じていた私は、大学の勉強についていくことができませんでした。授業を受けても教科書を読んでも、ほとんど理解できない教科もありました。もちろん勉強は楽しくなく、なんで俺だけできないんだろう? そんな苛立ちと、やってもどうせできないだろうという諦めにあふれていたか4年間でした。
私は塾を始めて20年になりますが、私の大学時代と同じケースの子がかなり多いように感じます。「勉強がわからん。授業受けてもわからん。宿題出されてもわからん。わからんすぎて勉強なんてしたくねー」こんな感じですかね。
そんなときに、「勉強しなさい!勉強しないと将来どうなっても知らないよ!」と言ったところで、なんの効き目もありません。根本的な解決になっていませんから。まずは彼らが思い込んでること「勉強は難しすぎて自分にはできない」これを頭の中なら消さないといつまでも変わりません。
「あれっ?意外と簡単かも」「最近ちょっとできるようになってきたかも」ここまでくると特に何も言わなくても大丈夫です。学ぶことを嫌いな子なんていないと思っています。理解できたり知識が増えることは、誰だって嬉しくて楽しいことだと思います。でもどこかでつまずいてしまったため、それを諦めていただけなんです。
私たちの仕事は勉強を教えることはもちろん大切ですが、その前の段階も同じくらい大切なんです。私たちが「やる気」を出させてあげることはできません。本人が出さなくてはいけないからです。ただ、出しやすい環境を整えてあげることはできるはすですし、それをすることが教育だと思っています。
だから、子どもたちが、ますます自信をなくすようなことをさせたり、そんな言葉を口にしたりすることに対しては私は強く反対します。
そういった環境を整えてあげることって簡単なことではないのですが、子どもたちが自信を取り戻したり、勉強するときの表情が明るくなったり、そんな瞬間はたまらなく嬉しいですので、これからもこの部分には私なりにこだわって指導を続けていきたいと思っています。
ONE-SのHP
今年は大型連休もあり、各中学校の定期テストの日程の調整を悩ませております。中間テストを無しにして、1学期の定期テストを1回にした学校もあります。
子どもたちにとっては、長い休みは嬉しいでしょうが、その期間中の課題が増えたり、テストの日程が変動したりしますので複雑な気持ちでしょうね。
それでも多くの生徒はそんなこと関係なく、テストに向けて一生懸命勉強してくれていますし、いつも「頑張ろう」という気持ちが伝わってきますので、私も力が入りますし、90分の授業時間があっという間に過ぎます。
ただ、こういった「やる気」というのは不安定なもので、中学校3年間だけでも維持するのは大変です。それが小学校から高校までずっととなると、それはもう私からすると超人のように思えます。
私自身も、小学生〜高校受験まではある程度の気持ちは維持できていたと思いますし、特に中3では少なくとも同じ中学校のどの子より高いモチベーションで勉強できていた自信があります。だから1日10時間近い勉強であっても、続けることができたのだと思います。
ですが高校に入学した途端に、そのやる気は一気にゼロになり、普段の勉強はもちろん、テスト前になっても勉強をすることがなくなっていきました。原因はいくつかありますが、
①高校合格を目標に頑張ってきて、その目標を達成したので燃え尽きてしまった。②周りの子たちが、みんな賢くて、張り合う気持ちが薄れた。③ガリガリ勉強することがカッコ悪く感じた←完全な中二病ですね(笑)
私がこれまで指導してきた生徒でも、当たり前ですが全員が全員「やる気」に満ち溢れていた生徒ばかりではなく、嫌々勉強していた子もいました。
勉強をしないのは、「何も目標がないからなので、目標や夢を持つべき」
もちろん、これは正しいんですよね。私もそうでしたし、夢を見つけてから一変した生徒を何人も見てきましたから。ただ、問題はそんなに簡単に夢や目標なんて見つけられないんですよね。
そしてもう1つ。実は小学生や中学生で勉強のやる気のあまりない子は、夢や目標がないのが原因ではなく、「勉強がわからないから」という子が圧倒的に多いことです。それはそうですよね。その年齢から将来の夢がある子なんで一部でしょうし、もし決まっていたら逆に勉強なんてしないかもしれませんもんね。夢や目標がないから、とりあえずは勉強しておくというの方が大半なのではないでしょうか。
私は大学時代、毎日が苦痛でした。中学校も暗黒の3年間でしたので、私には学校というものが合っていなかったのかもしれせんね。中学時代は、ヤンキーが学校を支配していたという環境が嫌だったのですが、大学はとにかく勉強がわからなかったのが苦痛でした。浪人時代に自分の学力に限界を感じていた私は、大学の勉強についていくことができませんでした。授業を受けても教科書を読んでも、ほとんど理解できない教科もありました。もちろん勉強は楽しくなく、なんで俺だけできないんだろう? そんな苛立ちと、やってもどうせできないだろうという諦めにあふれていたか4年間でした。
私は塾を始めて20年になりますが、私の大学時代と同じケースの子がかなり多いように感じます。「勉強がわからん。授業受けてもわからん。宿題出されてもわからん。わからんすぎて勉強なんてしたくねー」こんな感じですかね。
そんなときに、「勉強しなさい!勉強しないと将来どうなっても知らないよ!」と言ったところで、なんの効き目もありません。根本的な解決になっていませんから。まずは彼らが思い込んでること「勉強は難しすぎて自分にはできない」これを頭の中なら消さないといつまでも変わりません。
「あれっ?意外と簡単かも」「最近ちょっとできるようになってきたかも」ここまでくると特に何も言わなくても大丈夫です。学ぶことを嫌いな子なんていないと思っています。理解できたり知識が増えることは、誰だって嬉しくて楽しいことだと思います。でもどこかでつまずいてしまったため、それを諦めていただけなんです。
私たちの仕事は勉強を教えることはもちろん大切ですが、その前の段階も同じくらい大切なんです。私たちが「やる気」を出させてあげることはできません。本人が出さなくてはいけないからです。ただ、出しやすい環境を整えてあげることはできるはすですし、それをすることが教育だと思っています。
だから、子どもたちが、ますます自信をなくすようなことをさせたり、そんな言葉を口にしたりすることに対しては私は強く反対します。
そういった環境を整えてあげることって簡単なことではないのですが、子どもたちが自信を取り戻したり、勉強するときの表情が明るくなったり、そんな瞬間はたまらなく嬉しいですので、これからもこの部分には私なりにこだわって指導を続けていきたいと思っています。
ONE-SのHP