明け方4時、激しい動悸に目覚めたプン。
お灸してと起こしに来ました。
背骨の両脇4カ所ずつと、足の裏2か所ずつ、これを2回ずつ。
部屋は煙臭くてもくもく。
最初は熱さを感じないが、2回目は熱くなってきて、そのころには緊張が治まってくるんだそう。
プラシーボ効果だけとはいえないのかも。
長年の知恵、お灸。すごく助かってます。
この煙だけはなんとかしないと。煙草のみの家みたい。そのうち壁が黄色っぽくなってきそう。
ここ数日は毎日お灸。
全身にやりたい～と言うので、とても気持ちいいものらしい。
給食のとき、いつも食券回収の器を持って副校長が立っているのだそう。
特に何かをするわけでもなく、ときどき生徒に声をかける。
それをずっとやっていたらしい。
そこで、なんでもまっすぐ解釈するプン。
普段困っているグラフィックの先生が、ぐちぐち文句を言うことに閉口していることを訴えてみた。
副校長を含め、並んでいる生徒は、みな一瞬動きを止めたらしい。
そのあと、副校長大パニック。
”何言ってんだかさっぱりわからない。書面で出して、書面、書面”と、大慌て。
さっぱりわからないのはプンのほうだ。
何で目の前にいる人に書面で出さなきゃいけないのかと。
タイミングが悪かったのかもしれない。
桜宮高校体罰事件の直後だったし。
お気持ちは察しますが先生。
意外だったのはその後。
生徒たちがみな、副校長に話しかけることになったのだ。
こんにちはー！とみなが率先して挨拶するもんだから、副校長は対応に忙しく、しかも列がなかなか進まない。
ふれあいをたいせつにするのはいいが、短い給食の時間、とっても迷惑なことになってしまった。
そのせいか、その翌々日から副校長は1年近く続けていた立ち番を突然やめてしまった。
ふれあいを大切にするんじゃなかなったのかな。
子どもは偽善をすぐ見抜きますよ。
