無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

安保関連法制について市民より問い合わせ

2015年07月26日 05時29分18秒 | 国政
おはようございます。昨日は100人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて昨日も、安保関連法案に関するお電話をいただきました。

「6月議会、安保関連法案の慎重審議を求める意見書に誰が反対したのか。この法案、成立させてはいけないと考えているが、多くの市議会議員はどのような考えなのか。」

などの内容でした。
私は、多くの憲法学者同様に、現在審議されている法案は、現憲法に違反していると考えています。その理由は、憲法9条第1項に「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」と記載されており、この部分をもって「集団的自衛権」は日本にはないと解釈しています。

しかし、政府はこの問題を憲法解釈の変更により、行おうとしています。これは間違いだと私は思います。
もし、どうしても現在の安保関連法案を成立させたいのならば、国会を解散し、国民に信を問い、その上で憲法を改正しなければできない問題だと思います。

どちらにしても、憲法違反のこの法案が成立してしまえば、何らかの戦争に巻き込まれてしまうのは必然です。
明日、27日に参議院に上程され、28日から特別委員会での審議が開始されるようです。
国民の皆様には、国会審議を大いに注目し「憲法違反を進める議員を糾弾し、今後一切の支持や応援をしない」という考えを持っていただきたいと思います。