【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第141回
たいこく おさ しょうせん に ごと
『大國を治むるは小鮮を烹るが若くす』
この言葉も、老子の名言のひとつとしてよく紹介される言葉になり
居位(きょい)第六十、冒頭の言葉になります。
意味合いとしては、
「大国を治めようと思ったら、小魚を煮る時の
じっくり丁寧に1人ひとり向き合いな
というような感じでしょうか。
個人的な感想としては、大国だけではなく、
家族や人間関係全般に言える表現として捉えていまして、
日々瞬間変わる人間の感情があ
丁寧に時には迅速に対応していく
なかなか難しいからこそ、何千年も伝わっている至言だと思います
私自身もじっくり噛みしめていきたいと思います。
参考文献
『ビジネスリーダーのための老子 道徳経講義』田口佳史著 致知出版社
寒川神社