旅期間2013年10月24日~11月4日
◎ポルト11月1日~2日
ふらっと入ったカフェ
気になったものを選んで味見です。
どれも罰ゲーム級の激甘で、近頃甘さひかえめに慣れている者にとっては
きついものがあります。
左のワイン樽型の最中はアヴェイロの郷土菓子で卵黄の餡入りで
これも甘さ強めです。
タイ菓子のフォイトーンや日本の卵そうめんやカスタードクリームの
元祖ではないでしょうか。
日本でケーキバイキングなるものがあるのは、どれだけ甘さが
控えめなのか、甘党を豪語する人はポルトガルのお菓子に
ぜひ挑戦していただきたいものです。
街中にあまり目立たないレストランがあり、ポルトガル名物の
イワシの塩焼きがありそうなので入ってみました。
入店すると、おもむろに照明を点け始めたのは店主らしきおじさん。
イワシなんて何もポルトガルに行ってまで食べなくてもと思って
いましたが、いよいよ話の種になるようなものも見つけられず
取っておいたイワシに行き着きました。
装飾タイルがポルトガルらしい店内
つまよう枝は初お目見え
スープ2種
来ました、イワシの塩焼き。あまり期待していなかった分衝撃が大きかった。
ふつうに焼いただけなのに旨く感じるのはパラリと振った粗塩が
効いているのだと思います。
魚の身自体味がついていませんが、口に運び噛んだ瞬間大粒の塩が
カリッとつぶれて身と混ざり丁度いい塩梅になる。
このメカニズムが素材の味を損なうことなく少ない塩分でも満足できる
ように仕上がるのだと。
ただポルトガル人は焦げた皮を取って食べるらしいので
その場合味無しなので、やはりオリーブオイルをかけて食べるのでしょう。
偶然持ち合わせていた割り箸で楽に食べる事ができました。
ポルトガル人のようにきれいに小骨を取るにはナイフ、フォークの
修行が足りないのです。
イワシ、ワイン、スープで10,4ユーロ
トイレタイムで立ち寄ったカフェでライスプディンブとコーヒー
2,8ユーロ
ポルト最後の晩餐
ABADIAは多くの家族連れやグループ、カップルで混雑していました
チキンスープ
細かな鶏肉と米粒状のパスタが入ったやさしい味
トリバス・ア・モーダ・ド・ポルト ポルト風臓物煮込み
ベーコン、チョリソー、白いんげん豆も入っていてボリュームたっぷり。
付け合せのライスは干乾びた粒が混ざっていてそのまま食べるものでは
なさそう。モツ煮を掛けてちょっと置くとふやけてちょうど好い加減になる。
ハタのマヨネーズソース(正確な名前は忘れた)ちょっと選択を失敗。
もう少しハタがでんと構えているのかと思い込んでたのですが、
フレーク状になったものがポテトサラダに混ざって山になり、
マヨネーズを塗った頂点にまたハタのフレークが一つまみというような感じ。
周りにはゆで卵、トマト、パプリカが飾ってあり見た目はよかったのですが。
そろそろじゃがいもの呪縛から逃れようと思っていたこともあり、
これでお腹一杯にしたくないので少しで止めときました。
しめて、32,95ユーロ
宿のそばにあるカフェでポルト最後の食事
バスターミナルも近く、朝食を取るお客が途絶えません。
商品の説明をていねいにしてくれました。
全部で6,7ユーロ
朝から重たいとは思いましたが、出会ったとき食べておかないと
後悔することになるので、日本の天婦羅の元祖でもあろう魚のてんぷらを選択。
朝からでも美味しいものはおいしいんです。
ポルトの観光バスのオーディオガイドによると、食に関して保守的で
外国の影響を受けずに伝統的な食文化を保ち続けているということです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます