岩佐和裁のブログ、裁縫記:IWASA WASAI's blog, sewing notes.

着物や和裁を紹介しています。
Introducing kimonos and kimono sewing.

仕立て屋の仕事

2005年01月07日 09時51分05秒 | 未分類
小紋、無地、紋付、附下、訪問着、振袖、大島紬、結城紬、留袖、長襦袢、羽織、コート、道中着浴衣、etc。
和裁で扱う和服の種類は無数に有りまだまだ知らないもの、縫った事の無いものが無数と有ります。仕事の大半は呉服屋さんからの仕事ですが他の製造業と同じで中国、ベトナム等にかなりの量の仕事が流れている様で、仕事が減って来ています。
着物の仕立てが出来るのですから、直し物も大抵の物は直せます、出来ない物は内揚げ等の縫込みが無く丈を出せない物や、布幅が無く袖幅、肩幅(裄)が出ない物ぐらいです。
でも、一番はお客様の予算です。正直直し物は直してみないと正確な値段がつけられましせん。
たとえば丈、裄、幅出し等、元の寸法より大きくした時はどうしても元の折がアイロンだけでは消せない時やシミ、汚れが目立つ場合はしみ抜き屋さんでないと直せません。これらはどうしても初めの段階では正確な予算が出せません。
また洗い張りして仕立て直す場合、洗い張りはもちろんその後の地のしでも詰まります(地のしをきちんとしないと仕立て上がった後、生地がくるい丈や幅がかぶる事が有ります)また昔の人は背が低い人が多く、裁切も短くお客様の背が高いと身丈や裄が出ない着物がほとんどです。

岩佐和裁のホームページです宜しければ見て下さい。
岩佐和裁のホームページにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。こちらも宜しくお願いします。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏重ねの留袖 | トップ | 男の着物 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました(*^-^*) (Maki)
2005-01-09 16:34:34
仕立て上がりのきもの着つつ、書かせていただいてます。この、仕付け糸をとる時間が幸せなんですよね~。

丁寧な針仕事(私自身は家庭科1でしたので。とほほ)してくださってると、大事にきなくてはなーとひきしまる思いです。

またいろいろと教えてくださると嬉しいです。というか勉強させていただきにきますね。リンクさせていただきたいと思いますがよろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿

未分類」カテゴリの最新記事