和裁で針通りの悪い、堅い生地を縫うのは嫌なもんです。運針が遅くなるのはもちろん、一番嫌なのは指貫を針が貫通して指にささる事です。これはとても痛いです。
生地で一番堅いと思ったのは、仙台平(男物の袴の縦縞模様のあれです)なれない頃は針がなかなか通らず指に汗をかき、段々生地が湿っぽくなり、ますます堅くなる(仙台平は水分を含むと刀でも切りにくくなり、簡易的な鎧の役目もはたしたそうです)そして指抜き貫通、最悪です。
他にも絵羽物の柄の白いところに使われるごふん(貝殻の粉を糊で固めた物)や合成樹脂で描かれた柄、これは接着剤のように針や糸にまとわりつき、針は抜けない、糸は切れる、総柄物なんかでは悪戦苦闘します。
今では知り合いの帯屋さんに教わった指貫の一部分が切れていて太さを調節できる金属性の指貫に皮を貼って使っている為、もう貫通はないだろうと思っていたら、金属性でも長く使えば弱るのですね、久々にあの痛みをあじわいました。
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博多在住の着物好きです(&酒好き)
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