TWが来ました

タンク内の錆びが無く、ガソリンも少し残っているようでしたので、ひょっとしてエンジンがかかるかもと淡い期待で車のバッテリーを繋げてキックをしてみましたが、かかる気が無いみたいです。

仕方がないのでキャブレターを外そうとしても、インマニは固いわ、エアクリーナーのホースは固いわ、燃料ホースはパキパキで割れるわで悪戦苦闘しながら何とか取り外し、フロートを外すとダークグリーンのタールでゴテゴテの中身が見えました。

いつもの様にキャブクリーナーやフューエルワンのドブ浸けでもどうにもならなくて諦めました。

カブ中華用に用意してあった中華PWK24パイをとりあえず取り付けてみました。

スロットルワイヤーもシングルなのでハイスロもとりあえずで取り付けて

腐ったガソリンも入れ替えてひたすらキックするとようやくエンジンが息を吹き替えしました。10年放置していたのでなかなかアイドリングも安定しませんでしたが、しばらくすると安定してきました。

無事にエンジンが始動出来たのでカスタムをどうしようかとあれこれ考え中です。

TW定番のスカチューンもアリですし、アメリカンや、ボバー、正当にオフ深化もアリかな。

色々ネットで出て来ます。素材の良さ故の多様性ですかね。

さてと、どうしましょうか。

TWが来ました

前回、ひょんな事からTWが家にやってくる事になってこれからレストアとカスタムを進める上で

最初に各部の状態確認です。

フロントタイヤはヒビヒビで磨り減っています。初期型でドラムブレーキです。

ハブ、スポークに錆びが有ります。

次にリヤタイヤ。ヒビヒビで磨耗してます。

やはりハブとスポークに錆びが有ります。

ヘッドランプのメッキに錆びが浮いています。

フォークに錆びが無いのは良かったです。

チェーンは替えないとダメですかね。

キャブとシリンダーは白錆びが浮いて状態が悪いです。

マフラーもそこそこ錆びてます。

シートは後ろ部品が破れてます。

タンクの中は奇跡的に錆び無しです。

外観はこんな所でしょうか。

TW２００が来ました。

年始早々、カブで小ツーリングでトラブった時に助けて戴いたバイク乗りの方(詳しくはバックナンバーを見てね)からTW欲しい？って連絡が来ました。せっかくのお誘いです。受けない理由が無いですね。お年玉と考えて頂く事にしました。

ドラムブレーキの初期型ですが、１０年放置の割にキレイで、フロントフォークの状態が良く、オーナーさんの管理が良かった事がわかります。

カスタムはヘッドライトとウインカーの変更位でほぼノーマルです。

さて、まずはエンジン始動から初めましょう。

カブ カスタム ロンシン

久しぶりにブログの更新です。

新品バルブのすり合わせをします。

バルブコンパウンドを少しだけ塗って電動ドリルに取り付けたゴムホースをバルブに差し込んで

トントントンと叩くようにすり合わせます。

すり合わせが済んだらバルブ同士のヒットを避けるためバルブの傘を削ります。ハイカムを組んだ時の必須項目です。ボール盤にバルブを挟んで回転させながらサンダーで少しずつ削ります。

削り終わったら仮組してみてバルブ同士のクリアランスを見てみます。

良さげですので、スプリングを入れてヘッドを組み上げたら腰上を組んでいきましょう。

バルブがヒットした排気側に加えて吸気側もリセスを加工しました。当たらないとは思いますが気分的に削っておかないと。

ヘッドを組み付けてさあかかりますでしょうか。

ピストンとバルブのヒットでコンロッドが曲がっていたら、最悪かからないか、異常振動を覚悟していましたが

何とか始動し、特に気になる振動も無いので一安心。今回は回しすぎでブローしたのでリミットも

わかって又ボチボチ慣らしを続けていきましょう。