スダジイのトトロの森を楽しんだ後は高原町蒲牟田へ移動。途中より眺める「霧島連峰」はこれまた素晴らしかった。そして狭野神社到着、霧島六社権現の一つ。神日本磐余彦(カムヤマトイワレヒコ)幼名、狭野尊(サノオミコト)所謂、初代天皇「神武天皇」が奉られている。神武の生まれ遊んだ「皇子原」のすぐ近く、霧島連山の麓である。この神社も788年、1134年、1610年、1718年に噴火でやられているらしい。そんな神社の巨樹、スギの木。根元に立ち見上げると、、その圧倒的な高さとグワッ広げた手のような枝ぶり、そこらの植林で見かける真っ直ぐに伸びたスギの木とはその存在感が違います。樹齢400年、高さ40m幹周9m。こんな杉の並木なんです!!すげぇ!
墓場のモミを見学後は、同じく都城市山之口町古大内、淡島神社へ向かう、、神社手前で愛機は進退窮まり、、やむなくALLバックで後退。途中リアバンパー右が土手にヒット、、、泣く!あらためて徒歩で神社へ到着。樹木の覆う小川沿いの小さな社ですが、すっぽりとスダジイに抱かれた感じ。足元にドングリがたくさん落ちている。ドングリ攻撃は嫌なので、本日は速やかに社に手を合わせた!高さ15m、幹周4.4m。樹齢はいかばかりか?葉も青々とし、いかにも照葉樹の森!流れの方向に張り出した枝も素晴らしい。木漏れ日を浴びながらしばしトトロの森を楽しんだ。
クリスマスツリーと言えばモミの木。でも本当はヨーロッパでは「ドイツトイヒ」を使うらしいけど。って訳で今回の巨樹はモミである。樹齢250年。高さ16m、幹周2.5m。都城市山之口町の小高い丘の上に立っていた。先のとがった三角形をした樹形を想像してたけど、、、先端部分は折れてしまったのだろうか?クリスマスツリーにしては少し歪だ、、そして何より、、彼の木はX'mas 向きではない!だって、、だって、、所在地が、、、十輪寺墓地内。苔むした墓石に囲まれているだもの。因みに日本のクリスマス発祥の地、我が郷土、、山口県!
樹齢150年。高さ27m、幹周3.05m。宮崎県国富町八代北俣今平。六野原に上がる坂道の途中の小さなお堂の裏に立っているケンポナシ。ケンポナシって、、聞いた事ねぇ~なぁ!?。山地の斜面や沢沿いなどに生える落葉高木らしい、果実は核果、径約9ミリ、9~10月に紫褐色に熟す。花序の軸は花後ふくらみ肉質になり食べられる。核は、径約4ミリ、黒褐色で光沢がある、、らしい。こいつを日干しにして乾燥させたものを生薬名で枳梖(きぐ)と呼ぶらしい、、そしてそして!!なんとなんと!!二日酔いに、乾燥した果肉を1回量10~15グラム、水0.3リットルを3分の1量まで煎じて服用する。利尿作用と糖分が二日酔いに有効に作用するという。おっ、おっ!良いこと聞いた!来年は時期がきたら二日酔い薬を採取しようと思う!!
13日、、3つ目。西都市南方神社のクスノキ。樹齢1000年。高さ42m、幹周11.5m。神社本殿の横にガ~ン!!と聳えている!先に見た「都萬のクス」が余りに満身創痍の姿だったのに比べ、このクスの勢いはすこぶる旺盛である。空に向かって千手を広げて「さぁ!!どうだ!!」と語りかける如く。