低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

峰越峠1480m~烏帽子岳1692m~五勇山1662m~国見岳1738.8mその4

2014-10-18 23:55:00 | 徘徊の記(九州脊梁山系)
九州脊梁山地を続けて歩く


国見岳へ向かいます。この下辺りが五勇谷というのだろうか?向うにも高い山の連なりがありますね。つなげて歩くことができるのかな?

国見岳への稜線は今までに比べググッと横幅が広がります。向霧立のど真ん中です。古い倒木がたくさんありますね。驚くほどデカい木も、役目を終えて横たわってます。この木なぞは両サイドに幹の中ほどから引き裂かれたようになりながらまだ生きています。

小刻みなアップダウンを繰り返しながら高さは確実に上がって行きます。

霧立越とはまた一味違った稜線歩き。椎矢峠~国見岳の間に見られた古道らしき踏み跡もところどころに現れますがそれほど明瞭ではありません。

11時過ぎ、、かなりの疲労を感じ始めた頃、、先のピークの先端に、、何か見えます!ひょっとして国見岳山頂の祠かな?

最後の登り上げはもう、ヨタヨタで、シャクナゲの中を抜け、一週間ぶりの国見岳山頂!11時30分到着、先客6名。今日は先週と違いグルリ青空です。

見えてます!霧立越「扇山」から「水呑頭」「向坂山」、「三方山」への連なりに「高岳」。振り返ればいま歩いてきた向霧立、やっとつながったU字型の稜線を眺めながら烏帽子岳山頂以降の大休止。コンビニお握り2つを食いながら、気づいたのは、あれ?向うに見えてるピークはなんだっけ?あっ、小国見岳。ヨタヨタで分岐を見落としたか。

11時50分。来たからには帰らなければなりません。復路に取りかかります。12時15分きっちりと小国見岳山頂1708mを踏んで五勇山へ向かいます。復路は少し気持ちが緩んでいたのか、、途中の倒木をくぐり抜けようとした時にガッと左目に激しい痛み、枯れ枝にヒット。サングラスはふっ飛び、その場にうずくまってしまった。そっと右手で押さえてみますが、大丈夫。出血なし。左瞼がズキズキと痛みますが数センチの差で眼球に異常なし、見えてます。
五勇山13時10分。五勇山~烏帽子岳間の笹道で熊本からの男性と鉢合わせ、お互い驚いたり、しばし笹薮の中で情報交換し烏帽子岳分岐14時20分到着。さて後は長~い峰越峠までの下り、、とまたまた気が緩んだのか、、小刻みなアップダウンが辛い。汗が流れると左目上に沁みて痛い痛い、、悪戦苦闘で16時10分、、やっと到着した峰越峠でへたり込む。

峰越峠1480m~烏帽子岳1692m~五勇山1662m~国見岳1738.8mその3

2014-10-18 23:20:26 | 徘徊の記(九州脊梁山系)
九州脊梁山地を続けて歩く


五勇山に向かいます。おいおい、こっちも結構落ちた小枝に阻まれます。倒木もいたるところに。でもさすが脊梁山地のど真ん中。整備されすぎた遊歩道的登山道と一味違うワイルドさにうれしくなります。

道は南側急斜面の尾根の北側をアップダウンを繰り返しながら北東へ続く。この大木を回り込んだ下りで、立て続けに鹿3頭に遭遇。突然だから、独りだと結構ビビります。

約20分で展望岩。椎葉の萱野から五勇山に登りあげる尾根、、厳しい登りだろうなぁ。

目の前に1654ピーク。右手の鈍頂が五勇山。まだまだ距離があります。

少々バテ気味の10時、笹道の中に烏帽子岳・国見岳・萱野へ下る分岐へ到着。と言う事は五勇山1662mですね。

五勇山の標とその先の岩尾根から眺める霧立越です。たぶんあの一番高い所が扇山でしょう。紅葉もちらほら。五勇の三角点はまだまだ先の標高1644mのようですが、、今日は先を急ぐのでパス。

峰越峠1480m~烏帽子岳1692m~五勇山1662m~国見岳1738.8mその2

2014-10-18 23:10:05 | 徘徊の記(九州脊梁山系)
九州脊梁山地を続けて歩く


景色ばかりに見とれてる訳にもいきません。サクサクと歩かなければ目的地「国見岳」到着が何時になってしまうやら、しかし、先週の台風の影響でしょうか?笹道を大枝・小枝がこれでもかって位に邪魔します。

帰りもこの道を下る訳ですから、、少しでも歩き易くと、撤去作業しながらの登り、、おまけにこんな大木もあちこちに現れ、ついつい見惚れてしまいます。

8時15分、目の前に烏帽子岳山頂でしょうか?マダマダ遠い!?右足のつま先に違和感?テーピングがずれたかな?

8時45分シャクナゲ中の烏帽子岳・五勇山分岐に到着。樹間にチラチラ見えるのは国見岳だろうか?

8時50分 左の尾根に登りあげた先が烏帽子岳山頂1692m。

こりゃ、またまた絶景ですね。靴も靴下も脱ぎ捨て右足親指の爪をガッチリと再テーピングして一服、、

9時10分 烏帽子岳・五勇山分岐へもどり、五勇山に向かいます。

峰越峠1480m~烏帽子岳1692m~五勇山1662m~国見岳1738.8mその1

2014-10-18 23:00:50 | 徘徊の記(九州脊梁山系)

九州脊梁山地を続けて歩く


椎矢峠~国見岳の往復後、自宅に戻りどっぷり風呂で汗を流す、おやおや、、下りでずっと違和感を感じてた右足親指は爪が浮いてます。靴の中で足が安定せずつま先に負担をかけてしまった。今までの経験から、時間を置くと変色し爪が根本からはがれてしまう、暫く痛いぞ!?しかしながら・・会社の人間ドックで休みをもらった17日金曜日、あまりの快晴に、自宅に戻りテーピングをして靴をシリオに代えてみると、おっ!、痛みは感じない!よ~し、行ってみようと先週に続き「道の駅佐俣の湯」で車中泊。今度は先週とは反対側から向霧立国見岳を目指します。4時に行動開始で、だ~れもいない夜明け前の真っ暗な新椎葉越、いわゆる峰越峠に5時50分到着。少し夜が白むのを待って歩こうと思ったのが間違い、そのまま眠ってしまい、気づくと6時40分!

7時ちょうど峰越峠の烏帽子岳登山口に飛び込みます。なんだか、いきなり小枝大枝が行く手を遮りますが少し登ると、、うひゃ~!!展望が開けます!朝の霧立の峰々が感動的!!

7時20分。ぼんさん越に到着。ここが本来の椎葉越。椎葉の里と五家荘を繋ぐ古道です。

ぼんさん越から20分登ると、、またまたこの絶景!!今歩いてきた稜線一望。ああっ、、居眠りせずにここで夜明けを待てば、、更なる感動があったはず・・・無念!

椎矢峠1434m~高岳1563.6m~国見岳1738.8m(宮崎県・熊本県県境)その2

2014-10-11 23:59:59 | 徘徊の記(九州脊梁山系)
九州脊梁山地を続けて歩く


とっとと歩き出すたぁ~さん。おい、方向わかってんのかよ?

扇山方面には厚い雲。

反対側には今から向かう国見岳からの稜線が樹間にちらほら。

一旦、1420m辺りまでグッと高度を落とします。途中、三方山から椎矢峠へ下る時に見たのと同じような九十九折の古道らしき連なりに出くわし以降はこの道沿いに歩きます。稜線を少し外して縫うように心地のよい樹林の中を進みます。

9時55分 展望岩到着。

上に登ると大展望。左手に天主山、手前に高岳と今歩いてきた稜線、、右に切剥から先月歩いた三方山を通り向坂山に続く稜線です。

台風のゴォ~と通り抜ける突風にキャップを吹っ飛ばされ落ちかけるたぁ~さん、、滑落してもしらないぞ!?霧立越全体が雲に覆われ始めました。

10時10分 山池湿原到着。稜線上では風に吹かれ続けましたが、、ここは一段低い窪地。風もなく静かに休める別天地。一服休憩。

テン泊するなら僕はこの窪地の外れが一押し。なんか心安らぐな~!

道は杉の木谷からのコースと合流しイヨイヨ山頂へ向かう稜線へ、、ぐるりと方向が変わったなと、、思うと、、またまた吹きさらしの尾根道、、寒いわぁ!!11時前 力水通過。

一登りで国見岳山頂。ど~せ今日は山頂は大風吹いてゆっくりできる場所じゃない、、シャクナゲ樹林にザックを投げ出し登りあげ山頂記念写真。山頂には男性一人、、自分の事は棚に上げアンタも好きねぇ~と呟く、、