『 森の貴婦人 』と呼ばれるらしい、モクレン科の花。直径5~6cmってところでしょうか。オオヤマレンゲは霧島だけに咲く花ではありませんが、やはり今の時期の霧島を代表する花の一つなんでしょうね。鹿児島のたぁ~氏と同行です。初めて見ました!感動!見た感じ白い椿?とも思いましたが・・・椿の花は打ち首の如くポロリと落ちますが、オオヤマレンゲはこのまま茶色く変化していく、、首は落ちないんですね。
花を見上げた姿勢でウロウロし不自然な体勢でシャッターを押すので少々首が疲れてしまいました。私、個人的に言わせていただければ・・・大柄な森の貴婦人様たちより、、慎ましやかに咲いてた、「シロドウダン」や「ベニドウダン」の小さな花房の方が好みですね。
オオヤマレンゲノの咲く硫黄山は山と言っても僅かな丘のようなモノ、さらにその北面のみとなれば、、歩き足りないのは当たり前。そのまま2台で新湯まで下り、烏帽子岳山頂まで一歩きと決定。烏帽子岳林道を歩き始める頃には梅雨の晴れ間も終わった様で、ポツリポツリと雨が降ってきた、、まっ、長歩きじゃなし、濡れて参ろうとフラットな林道歩き、約30分。この林道沿いにはイロイロと咲いております。イバラ?ネジキ?
おおっ、ナガバノモミジイチゴがたくさん実ってました、小鳥たちのエサを分捕り、モチロン食い放題です。甘いの、酸っぱいの、水っぽいの、、美味い美味い。
林道途中の小屋を過ぎ左手の森に入り一登り、汗が滲んでくる頃には山頂987.9mです。ここからの展望は皆無です。イロイロなコースがある様なのでそれらを含めて歩けばもっと面白い山なのかも知れませんが、雨もソロソロ本降りの様子、、片道1時間弱の徘徊でした。