ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

野根山街道

2009-07-06 16:57:56 | 野根山街道物語
 いつごろからか、野根山街道と称されている街道があります。奈半利町から東へ向かって野根山山系の尾根道を伝い、東洋町の野根に至る35KMの道です。

 養老年間には官道として記録に登場していることからも、1200年以上の歴史がある古道なのです。もちろんこの古道が1200年以上も同じルートであったかどうかもわかりませんが、中芸地域から野根に至る山越えの道であったのです。

 官道でしたから、官人・公人の通路であったのですが、長宗我部軍の四国制覇への軍略路でもありましたし、山内一豊の土佐入国の道で、さらに中岡慎太郎の脱藩の道でもありました。

 現在の高知県の東部地域にとって、野根山街道は歴史の奥方に埋まってしまった道なのですが、時々遊歩道として利用する方々もいるようです。
 私も何度か歩いてみましたが、運動不足の肉体はすぐに悲鳴を上げ始め、喉は乾いて情けないことになりました。しかしながら圧倒的な自然は、気力を高めてくれ、目標距離を歩きとおしたものです。

 長い歴史の中に多くの伝説・逸話等、このままウもらせるにはもったいないような「お話」がありますから、少しずつ書いてみたいと思います。

 街道は人・物の移動はもちろんですが、文化も運ばれてきたのです。

 どこまで書けるかわかりませんが、視点をたくさん用意して書いてみようと思います。

 

真夏日

2009-07-06 13:33:31 | 日記
 昨夜の雨は迫力がありました。
屋外に出してあった水槽の水をひしゃくで10杯も出したほどでした。

 それが、今日は暑い。いかにも高知県。

 少し風も拭いてくれれば良いのに、そよ~。ぐらいかなあ。

 これから土曜日毎に、昔語りの書き込みの日にして週に2本ずつぐらいを書き続けていこうなどと考えています。

 すこし、野根山街道について書いてみようかなと思って資料集めをしていますよ。
 時々覗いてください。