papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalionJapanTour2007~後書き~33

2008年11月28日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き32~の続き

8月9日(木)、京都ウーララのライブのあと高速の大津SA、車内で一泊。慣れたいつもの行動。
暑い日はなかなか寝れない。
この日は寝付くまで時間がかかった。

寝れないから色々考えたけど、ここまでのツアーは順調で、その日の京都は今までと比較しても最高の出来だったと感じたから、パフォーマンスや自分らしさ、演奏技術、曲の雰囲気作り等、いろんな意味で成果はあったと思えた。
このままで良いのか?
今後はどうすべきか?
最初は不安もあったけど、ツアーに出てしまえば、家でこもってあれこれ考えているだけの状況とは違い、その場その場をやるしかなく、思い悩んでいる暇が無かった。
家を離れて常に外で活動しているこの状況は、予測が立たないスケジュールやトラブルだらけ。それでも前に進み続けないといけなかった。
そんなふうに歩みを進めて、結果(途中結果だけど)大きな事故も無く、無事、順調にこの場所までこれた事が既に感謝できるような状況ではあった。

後1回、静岡の清水でライブをこなせば東京に帰れる状況になり、ようやく落ち着いた気持ちになったと思う。

ただし、頭を抱え込む問題はあった。

ツアーを続けて利はあったのか?

ライブやキャンプの楽しさはあっても、生活という不安な部分、夜の暗闇とともに人生の未定のスケジュールの穴埋め作業が大きく覗いた。
実際、僕らのやっている事はライブを行った地方のユーザーに受け入れられたのか?
今回、その確認作業の結果は一番僕らが知りたい事だったんだけど、思った以上に反応を受ける事もあったし、逆に思った以上に反応が無い事もあった。
考えてもよくわからないことを考えようとしているのかよくわからないけど、今できる事を今やってやる、とだけは言えるか。
それ以外は今は出来ていない、か。
でも、大きな目的は解決するように行動しないとと思いつつ就寝。


翌日8月10日(金)。静岡のキャンプ場に向かった。
午前中に高速を下りて遠州灘へ。静岡の太平洋を目指して南東へ向かった。

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