papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalionJapanTour2007~後書き~55(青森へ)

2009年09月15日 | キャンプでライブツアー'07・後記

9月7日(金)、ライブハウスに戻って、出番前に対バンのライブを見ていたら冷房がすさまじくて参った。

ちらほらお客さんがいて、ロック系の千葉のバンドが、きれいなライブパフォーマンスをしていました。
純粋に、うわーすげーって思った。
僕らみたいなひねくれた感性が根にあるバンドとは表現力が違うなと。
もちろん、僕らなりにベストパフォーマンスをしてるんだけれど、音楽スタイルが違ってても、きれいなライブパフォーマンスが出来る人達って、本当にすごいと思います。

僕らのライブはどうだったのかな~
結構しっかり音を出せてたと思います。
そう思う。

僕らの後のバンドもクオリティーが高くて、いつの間にか冷房の効き具合も気にならなくなった。

ライブ後、せわしなく片づけをしてるお店の人と対バンの人に別れを告げて、車に乗り込んだ。

9月8日(土)、高速東北道のPAで一夜を明かした後、岩手に乗り込みさらに高速を北上した。

とにかく高速を青森に向かって走らせてたら、隣にひときわ大きな円錐状の岩手山が現れた。
岩手山SAで休憩。SAのお客さんの東北弁もきつくなってた。
岩手山を中心とした壮大な山の景色は、四国育ちの僕には初めての広大な景観で、大感動。
日本って景色が違うのは沖縄くらいかと思ってたけど、んなこと無い、東北は西日本や関東とは全然違う。
だいたい生えてる植物が違うし、とにかく日本って大きいんだな~と確認させられた。
奈良・平安の昔、都の貴族たちは未知なる陸奥(東北)の国にファンタージェンを想い巡らし、短歌や俳句に数々残してきたそうだが、その気持ちがわかるような気がした。
今のようにすべてがビルで覆われた関東平野も、かつてはこのような広大な景色だったんだろうか。

まだまだ、北の青森向けて山を越えてさらに車で走った。


>>papalionホームページ