papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

音を作る楽しさ

2012年03月25日 | papalionいろいろ
音を作る事って、楽しいです!

なぜ楽しいか!?

それは「作る」から。


音の連なりである曲を作るにしても、いきなり楽しい曲が出来る訳ではない。
でも、一つ一つ積み上げていけば、自分の好みの満足のいく曲が…出来てきます。
途中で諦めなければ、絶対に!


一つの音に対しては、
どのくらい長い音を出すのか、どれだけ深い音を出すのか、どこでその音を切る(消す)のか。
どれくらい強く出すのか、弱く出すのか、高い音と低い音を一緒に出すのか。
高いちょっとノイジーな音を出すのか、クリーンな音を出すのか。
クリーンな音でもアタックを強くしてバズ音(耳障りな高いノイズ音)を混ぜるのか。
いろいろ考えます。

その一つの音を繋げて、まとまったものがフレーズとなります。
そしてテンポを決めます。
テンポは、一人でやるなら関係無いけど、誰かと一緒にやる場合は決め事(ルール)の一つとなります。
決め事(ルール)は他にも音程とか音量とかあります。

そのフレーズのテンポは速い方がいいのか、遅い方がいいのか。
速いなら、ここにも何かの音を入れた方がいいのか、逆にこの音とこの音とは逆のほうがイイのか。この音はもう少し跳ねた方がいいのか。


試行錯誤して出来上がったものが面白いと思えたら、アリ。
面白くなかったら、ボツ。


でも、途中のここまでの流れはイケてるな!とか、この音は斬新だ!すげー好きだ!とかの場合、また作り直し。

だいたい、作るフレーズのほとんどは手癖で流れて出来ていきます。
手癖は、自分の中に既に持っているもの、今まで経験した事があるもの、だと考えてくれればいいかな。

そして自分が好きな音楽を拾ったり、新たに挑戦したい事を付け足す事で、作りたい音が固まっていきます。
あとは手癖と、自分の好みと今できる自分の技量とのバランス。


好きな音を増やす事や挑戦の幅を広げるためには、常に新しい音楽を聴いて、ノリノリで楽しくなることはとても重要!
刺激を受けるって事でしょうか。


一つの曲を作ることは、絵を書いたりテーブルを作ったり、料理を作ったり、庭で植物を育てたり、すべての「作る」という行動と同じで、それが出来上がった時の喜びも一緒だと思います。
時間をかけて作って最高のモノが出来たなら、それはもう!


自分の畑で収穫したブルーベリーを自作テーブルに並べて祝杯!
とは出来なくても、完成した曲を肴に、美味しいお酒を飲むことは出来るし。

もっともっとみんな最高の曲を作ってくれ~^^


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