先ごろ、浅田選手のグランプリシリーズ優勝が8勝になり、日本人最多という報道があったので気になっていた過去の記録を少しですが調べてみました。
今はほぼ現役引退状態の選手になりますが、おそらく優勝が多かろうと思われる選手2名(+α)の記録になります。いずれも女子です。男子はまだ調べていませんが、プルシェンコ選手やジュベール選手あたりがかなり多かろうと思いますが、プルシェンコ選手はスキップもけっこうあったかもしれません。
閑話休題。そんなわけで女子ならまずこの方々、イリーナ・スルツカヤさんとミシェル・クワンさんのそれぞれの優勝記録です。以下敬称略で。回数のカウントなので優勝年、および2位以下の記録は省きました。ご了承ください。
<イリーナ・スルツカヤ>
スケートカナダ2回、中国杯2回、ロステレコム杯7回、NHK杯1回、ファイナル4回(参考:ボブプスト杯1回→ただしこちらは開催年数が少ないので参考記録として回数にはノーカウント) 合計16回
<ミシェル・クワン>
スケートアメリカ7回、スケートカナダ3回、エリックボンパール杯1回、ファイナル1回 合計12回
やっぱりこのお二方の戦績には目を見張るものがありますね。追記しますと、ワールド制覇はクワンさんが5回、スルツカヤさんが2回です。
ついでに(失礼)この方も。
<キム・ヨナ>
スケートアメリカ2回、エリックボンパール杯2回、中国杯2回、ロステレコム1回 ファイナル3回 合計10回
浅田選手の8回の内訳はちなみに以下の通りです。
<浅田真央>
NHK杯2回、エリックボンパール杯2回、スケートカナダ1回、ロステレコム1回、ファイナル2回 合計8回
上記3名の方はほぼ引退状態(三人目の方は流動的ですが、試合に出たとしてもGPシリーズから真面目に出たりしないでしょう)なのでこれ以上増えないでしょうが、浅田選手は来年以降がむしろ本格的にエンジンがかかると思われますので、上記の記録が更に塗り替えられる可能性は大きいですね。他の選手の頑張りにも期待しながら、まずはいよいよ今週末に迫った2011ファイナルを楽しみにしたいと思います。