歌うように語ろう

観劇や観戦(主にフィギュアスケート)等について語るブログです
記事の無断転載はお断り致します。引用転載の際はご一報を。

スケートアメリカ男子FS&リザルト、女子SP

2011年10月23日 | フィギュアスケート

案の定日曜の早朝から起きられるわけもなく、男子FSは報ステSUNDAYとプロトコル頼みでした。愛が足りませんごめんなさい。

というわけで(?)男子FS順位と総合リザルトです。

男子FS

1.ケビン・バンデルペレン 142.39

2.小塚 祟彦        141.40

3.ミハル・ブレジナ     136.92

 

男子総合結果

1.ミハル・ブレジナ      216.00

2.ケビン・バンデルペレン  212.48

3.小塚祟彦          212.09

4.リチャード・ドーンブッシュ 202.27

5.デニス・テン         197.98

6.村上大介          193.32

7.ダグラス・ラザーノ     192.95

8.サミュエル・コンテスティ  190.20

9.フローラン・アモディオ   187.60

10.アーミン・マーバヌーザデー  179.07

 

ブレジナ選手はクワド回避したものの、崩れてしまいました。1コケ2ヌケで取りこぼしもあれこれあると点は伸びないですね。でもあと2試合ありますので、きっと上手く調整してくるでしょう。なんだかんだ言ってもGP初優勝です。おめでとう。

バンデルペレン選手のFS1位は失礼ながら驚きました。クリーンなクワドだったようですね。加点も一杯付いています。こちらも久しぶりの表彰台です、おめでとうございます。

小塚選手は今日も調子戻らず。2コケも痛いですが、3Fにエラーがついたのが驚きです。今まで彼はちゃんと跳び分けできていたはずなのですが、あれおかしいな……。ともあれ、次のNHK杯までもっと滑り込んでいけたらいいですね。お疲れさまでした。ちなみにフリーの衣装は個人的に割と好きです。

 

女子SP

1.アリッサ・シズニー    64.20  PB

2・カロリーナ・コストナー  60.23

3.キャロライン・ジャン   55.05

4・今井 遥          54.67

5.ヴィクトリア・ヘルゲソン 51.13

6.ジョエル・フォート    48.86

7.クセニア・マカロワ   45.95

8.ヨシ・ヘルゲソン     45.03

9.ヴァレンティナ・マルケイ  43.19

10.エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ  42.51

 

シズニー選手素敵でした。ショートは手堅く3Lz+2Tでしたが他のエレメンツも良かったです。いきなりPBをたたき出したのには驚きました。衣装も素敵です。品があるけど子どもっぽくない大人のピンクはいいですね。

コストナー選手はさすがデザインとファッションのお国柄。ありきたりではなく(多分彼女しか着こなせない)ビビットなイエローの衣装もなかなかでした。ジャンプもまずまず。得意のステップで2回ほどエッジが引っかかったように見えましたが、どうしたのでしょう? あと、フリップとルッツは? まだ膝の調子が悪いのでしょうか? 気にかかります…。

3位にジャン選手。ずっと体型変化やジャンプ・スケーティングの修正に苦労してきたのがようやく報われつつあるようです。良かった良かった。2Aがちょっともったいなかったですね。開設の横谷さんとほぼ同時に「もったいない!!」と叫んでしまいました(笑)

僅差の4位に今井選手。明らかに顔色が悪かったので心配でしたが、しっかりといい演技を魅せてくれました。スピンも美しくコントロールされていて、3つともLv.4ですよ。明日のFSも頑張って!

 

明日は平日月曜ですが、いつも起きている時間帯なのでちゃんと見られそうです。出かける時間が気になりますが、まあ何とかなるかと。今日上手く行かなかった選手も明日は笑顔になれますように。あとダンジェン氏や遥ちゃん(とかチームユカの皆さん)が元気になりますように。

 


スケートアメリカ男子SP結果と所感

2011年10月22日 | フィギュアスケート

GPシリーズ第一戦、スケートアメリカが開幕しました。ワンツーはともかく、よもやの大崩れや大躍進も見られ、早くもSPから楽しませていただいております。結果は以下の通り。

1.ミハル・ブレジナ 79.08

2.小塚 祟彦    70.69

3.村上 大介    70.67

4.ケビン・バンデルペレン 70.09

5.リチャード・ドーンブッシュ 70.03

6.デニス・テン   67.38

7.アーミン・マーバヌーザデー 64.54

8.フローラン・アモディオ  62.46

9.ダグラス・ラザーノ  60.09

10.サミュエル・コンテスティ  55.52

 

それでは上位中心にかいつまんで感想を書きます。ちなみに村上選手、デニス選手、ラザーノ選手はちょうど電波状況がおかしくて(CS視聴です)サポセンのお兄さんと一緒に電話で格闘?している時で見られませんでした……。途中からでも見られてよかった。お兄さんありがとう。

さて閑話休題、本題に入ります。

まず1位スタートのブレジナ選手。ほぼノーミスに近いいい演技でした。ジャンプもみんなクリーンでしたし、特に3Aはとても綺麗でした。スピンの一つでちょっと不安定になりかけたくらいだったかな。SPではクワドは入れていませんでしたが、FSでは4Sと4Tを予定しているそうなので明日が楽しみです。

小塚選手はジャンプ全体が不安定でした。クワドは両足着氷に見えましたし、転倒後両手をついてしまいました。うーん、なかなかクワド安定しませんね。直前にウォーレンを入れていたので佐野さんが加点狙いだろうと言っていましたが、ちょっとそれ以前の問題という感じです。まあ、まだ第一戦ですので今後調整してくるでしょう。FSはJOでまあまあの仕上がり過程が見られたので、きっと今日よりはいいでしょう。明日は頑張ってください。ところであの、衣装はどうしたんでしょうか? なんか冒険しようとして斜め上行っちゃった感がします……。

そして頑張りました、村上大介選手。4S+2Tを加点つきで決めました。3Fがやや着氷乱れだったのかな?減点されていますが3Aにも加点付いています。ちょうど私がチューナーと悪戦苦闘している時で見られなかったのが悔やまれます。夕方のニュース(TBS)でダイジェストは見ましたが、ちゃんと通しで見たかった。FSも頑張って欲しいですね。

その他は簡単に箇条書きで。

*アーミン君はもうちょっと出てもいい出来だったような。

*ドーンブッシュ君は手堅くまとめて結構高得点です。ジュニアでタイトル持っているとPCS高いですねやっぱり。

*アモディオジャンプ大崩れ。そしてやっぱりSPから休憩がデフォ。せめてSPくらい休憩控えられませんかね。ジャンプはクワド入れると他の選手もそうですが乱れやすくなるのかな?

明日早朝に男子FSがありますが、起きられる気が全くしませんので報ステSUNDAYでダイジェストを見ます。女子は両方見られるかな~。聞くところによると女子の方で体調不良の選手が出ているそうなので心配です。無理しないで欲しいです。早くよくなりますように。


GP第一戦 スケートアメリカ シングル選手エントリー一覧と使用楽曲

2011年10月22日 | フィギュアスケート

間もなくスケアメ開幕です。JGP追ってたらあっという間でしたね~。

例によって男女シングルのみですが、エントリーと共に使用楽曲もまとめてみました。ごさんこうまでにどうぞ。順番は適当で他意はありません(むろん好き嫌いとか無関係です)

使用楽曲は主にISUのバイオから拾いましたが、誤訳や間違いとかあったらこっそり優しく教えてくださいませ。

<男子>

小塚 祟彦 SP:Inner Urge  FS:ファンタジアforナウシカ(オケVer.)

ミハル・ブレジナ SP:KODOU(太鼓演奏:持ち越し) FS:アンチャッチャブル

フローラン・アモディオ SP:サマータイム FS:ベサメ・ムーチョ

アーミン・マーバヌーザデー SP:カシミール FS:Kill Bill

デニス・テン SP:Elegie op.3 No.1(ラフマニノフ) FS:アディオス・ノニーノ

村上大介 SP:The Feeling Begins(奇跡の始まり) FS:グラディエーター

リチャード・ドーンブッシュ SP:交響曲第五番「運命」/FS:First Full of Dollars

ケビン・バンデルペレン SP:キダム(シルク・ドゥ・ソレイユより) 

                FS:The Man in the iron Mask

サミュエル・コンテスティ SP:ハンガリー行進曲他 FS:Sikuriadas他

ダグラス・ラザーノ SP:ピアノ協奏曲第二番(ラフマニノフ) FS:アディオス・ノニーノ

 

<女子>

クセニア・マカロワ Sp:(すみません後で埋めときます) FS:I Wanna Be Loved By You

キャロライン・ジャン SP:The Rushing wings of Dawn FS:チェロ協奏曲op104-1(ドヴォルザーク)

今井 遥 SP:無言歌集109番 FS:マイ・フェア・レディー(現代アレンジver.)

カロリーナ・コストナー Sp:ピアノトリオ第二番第四楽章(ショスタコビッチ)              FS:ピアノ協奏曲第27番(モーツァルト)

アリッサ・シズニー SP:ばら色の人生 FS:悲しきワルツ

エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ SP:タンゴ「ジェラシー」 FS:オペラ座の怪人(持ち越し)

ヴァレンティナ・マルケイ SP:マンボMix FS:ジャンピングジャック他Mix

ヨシ・ヘルゲソン SP:The Man the Golden Arm  FS:ロミオとジュリエット

ビクトリア・ヘルゲソン Sp:マイ・ファニー・ヴァレンタイン FS:Sunset Boulevard(ウェーバー)

ジョエル・フォルテ SP:「O」(シルク・ドゥ・ソレイユより) FS:13th Warrior(J.ゴールドスミス)

以上

 

今頃公式練習やってる頃かな~。私は明日からCSテレ朝で観戦予定です。男子FSはちょっと無理そうですが……日曜の朝から3時起きとか無理です~。

ともあれ選手各位の健闘を祈ります。

 

 

 


三種の「ロミオとジュリエット」

2011年10月19日 | フィギュアスケート

フィギュアスケートでは、比較的クラシックやバレエ音楽を中心に使用される楽曲が偏る傾向があります。特に今季の浅田選手がSPで使用する「シェヘラザード」や羽生選手の「ロミオとジュリエット」などがその代表として上げられるかと思います。

ところでこのロミオとジュリエット(以下ロミジュリ)はご存知の方はご存知の通り、三種あります。まずはバレエ、そして今季羽生選手が使用する映画版、そして今年日本でも上演され、来秋本家フランス版も来日することが決定しているミュージカル版です。もちろん、それぞれ楽曲は全然異なりますが、特にミュージカル版は他の二つとは大分趣が異なります。歌劇ならではですが、楽曲で多くの台詞や心情を表現しようとするがゆえの特徴ですが、それぞれのキャストが情感たっぷりにその思いを歌い上げるものです。当然、明るく盛り上がるものもあれば切なく咆哮するかのような曲もあります。その中でミュージカルとフィギュアのコラボレーションに向いていそうなミュージカルロミジュリの楽曲はといえば「世界の王(Les rois du monde)」と「エメ(Aimer)」かなと思います。エメはSPでそのまま使えそうな長さとコンセプトですし、世界の王はエキシでボーカル入りで使うと盛り上がりそうな曲です。羽生選手がFSで使用する映画版の楽曲も素敵ですが、ミュージカル版はたぶんまだ使っている選手がいないはず(私が知らないだけなら申し訳ないです)なので、是非ミュージカル版もトライしてみてもらいたいものです。

余談ですが、高橋選手本人がツイッターで呟いていましたが、大阪で上演中のロミジュリ(20日千秋楽)を2回観に行ったようです。今回はロミオ、ジュリエット共にダブルキャストなのですが、1回ずつ別々のロミオの回を観て、大層はまった様子です(笑)もともとストーリーがある曲を滑りこなすのが得意な選手ですし、ちょっと来季以降に期待したいですが、いくらなんでも気が早いですね。そういえばバレエのレッスンもするようになったそうなので、色々吸収してまた更に一皮向けた高橋選手が見られるかもしれません。もちろん他の選手も同様ですが、間もなく開幕のGPシリーズ、そしてファイナルに進むメンバーも誰になるのか楽しみです。


今シーズンの潮流とGP第一戦 スケートアメリカエントリー(シングルのみ)

2011年10月16日 | フィギュアスケート

今更シングルのみとか断らなくても、このブログはシングルしかほとんど語らないブログだと思われていると思いますが(笑)まあ一応。ちなみにペアやアイスダンスは詳しくないだけで好きなペアやカップルはいますよ。

その前にJGPを7戦まで追いかけて感じた傾向など。

やはり男子に続いて、女子も3-3や2A-3Tなどをみんなガンガン入れてきて、少しずつ「低難度で出来の良さを競う」傾向が薄らぎつつあるのかなと思いました。それと共に、男子は割りとアメリカが強いですが、女子はロシア勢が相当強力なことに加えて、かなりジャッジの後押しも正直あるように見えます。ただ、確かに国内でしのぎを削りJGPへの出場権を得て参戦しているだけあって、ロシア代表の選手たちの実力は評価に値すると思いますし、シニアほどの異常とも言える偏向ジャッジではないかなと感じます。とりあえず今は、ですが。ただ、日本女子への採点は更に辛くなっていると思うのですが、それは気のせいでしょうか? 回転不足などの判定は大会ごとに甘いか辛いかは異なるので(この辺がまず問題なんですけどね)運もあるのでしょうが、6戦の宮原選手への判定や、2戦の庄司選手への判定もちょっと厳しく感じました。7戦の庄司選手の判定は、全体が甘めの所為かそれほどに感じませんでしたが……。

とにかく、皆平等に同じ基準で(ここ大事)判定してくれるならいいんです。コーラーによってころころ異なり、運任せというのは本当にどうなんだろうと思います。

 

さて、そんな不安含みの流れを受けつつ今度はシニアのグランプリシリーズがいよいよ今週末から開幕です。第一戦はスケートアメリカ。比較的毎回後半にあったせいもあり、初戦というとなんとなくピンときませんが、シャッフル?されるなったのでまあそれは置いといて、男女それぞれのエントリーです。男子で一人はっきりしない選手がいる部分は()ではさんどきました。さっきISUのサイトに確認のため訪れたのですが、どういうわけか何も見えないんです。サーバー落ちなのかメンテなのか、果たして謎のまま、現段階で判明分をそのまま列記しますね。

<男子>

小塚祟彦(日)

ミハル・ブレジナ(チェコ)

サミュエル・コンテスティ(伊)

フローラン・アモディオ(仏)

ケビン・バンデルペレン(ベルギー)

(エバン・ライサチェック/米)

リチャード・ドーンブッシュ(米)

アーミン・マーバヌーザデー(米)

デニス・テン(カザフスタン)

村上大介(日)

 

<女子>

カロリナ・コストナー(伊)

アリッサ・シズニー(米)

クセニア・マカロワ(露)

バレンティナ・マルケイ(伊)

今井 遥(日)

エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ(グルジア)

ヨシ・ヘルゲソン(スウェーデン)

ヴィクトリア・ヘルゲソン(スウェーデン)

キャロライン・ジャン(米)

ジョエル・フォート(米)

 

男子はライサチェック選手がどうなるかわからない(outらしいという噂)ですが、小塚選手とブレジナ選手、アモディオ選手あたりが表彰台の頂点争いでしょうか。小塚選手の仕上がり次第ですね。

女子はコストナー選手とシズニー選手を、マカロワ選手、ゲデさん(長いので省略失礼)、今井選手らが追うことになりそうです。今井選手は滑り込みがどの程度かわかりませんが、長久保先生によると3Lz+3Tが飛べるようになったそうなので期待したいところですね。でも怪我明けだし無理はしないでね~。

ちなみに自作で6大会全ての男女シングルのエントリー表を作ってついでに結果予想まで書き込んでいたら、家族に呆れられたのですが(笑)ここまできたら使用曲まで調べてマイコンプリーシートにしようかと思案中です。さて、どこまで調べられるかな~。

シニアもいよいよ本格的にシーズンインです。楽しみですね!