写真:ジガバチソウ(ラン科)
クモキリソウの仲間では一般的なこの種。
よく見ると本当に面白い形をしていますよね。
ジガバチソウとはよく言ったものです。
オーストラリアにはある種の蜂のメスに全くそっくりで、オスが花をメスと間違えて来た時に花粉を運んでもらう…等と言う高等戦術を使うランも有るのだとか。
(^^メ)
本当に進化と言うか、神の御手の尊しや…と言う感じです。
下の写真はクローズアップしたものですが、正面の花より上の花が横を向いていて蘭の花の特徴がよく見て取れます。
写真:アマチュア無線局 免許状
自動車の運転は運転免許が有れば免許の範囲内の自動車等であれば何に乗ってもかまいませんよね。
ところがアマチュア無線局(他の無線局も)の場合には運転免許証に当たる無線従事者たる“アマチュア無線技士免許証”が必要なのは当然としても、それだけではなく乗るべき自動車にあたる無線局(無線の設備等と考えて下さい)が特定された“無線局免許状”が必要となります。
これでは面倒だという事でアマチュア無線に限っては、自己責任を前提として無線従事者免許の範囲内で自由に無線設備を使える“包括免許”制度の導入を監督官庁に長年にわたって希望していますがまだ実現していない現状です。
それは別として…。
これは私が50年ほど前に最初に獲得した無線局免許状(移動局)です。
なかなか立派でしょ。
プロ、つまり放送局などとも同じ様式だったらしいです。(*^^)v
さて、移動の範囲を見て下さい。
なんと“陸上 全国”としか記載されていません。
つまり日本国内の陸地のみで、飛行機は当然として船での運用も出来ないという事なのです。
何時解禁されたのかは覚えていませんが、5年後の昭和47年の再免許時に成って移動範囲が以下のようになったのでした。
“陸上 全国 沖縄県を含む”・“海上 日本周辺海域”となったのでした。
でも、これでは外洋迄は許可されていませんね。
私にとって、全ての場所(他国の範囲内は別)への移動が許可になったのは昭和60年の免許時だったのです。
“陸上”“海上”“上空”となって、晴れてどこにでも移動して無線を運用する事が出来るように成ったのでした。
蛇足ですが、通信事項と言う項目は“アマチュア無線に関する事項”とのみ指定されていたのですが、この時の指定で人工衛星を介した交信や人工衛星内の局と交信できる“宇宙無線通信を含む”が追加されたのでした。