写真:こぶし
写真:春蘭
久しぶりに寺岡山ウォーキングに行ってきました。
山に入る歩道脇にはコブシ並木が有ります。
青い空に映えて白い花が咲いています。
山にちょっと入ってみるとそこここで春蘭が咲いていました。
かなり山は荒れて来ていますが、春蘭は強いので沢山の株が見えるのです。
しかし、笹がやたらに繁茂していますね。
人の手が入らなくなって山が荒れて来ると必ずと言って良いほど笹がのさばってきます。(-_-;)
以前は農村の里山と言う事で手入れもきちんとされていたのでしょうが、住宅団地のど真ん中に成ってしまった今では手入れもされなくなったと言う事でしょうか。
このままだと、笹以外の山野草は全滅してしまいそうなのが残念です。
写真:カタクリ
この山にはカタクリの群落が3・4か所有ります。
今でも毎年この頃に成ると可愛い花を楽しめるのです。
ただ…。
この群落はチョット危機が迫って来ているのです。
写真:カタクリの自生地
先ほどの花を引いて写すと、この様な状態なのです。
そう、殆ど笹ばかりでカタクリはぱらぱらとしか咲いていません。
よく見るとカタクリの株は相変わらず沢山有るようなのですが、花付きの株がかなり少なくなってきているのです。
短い成長期の間には充分な陽の光を必要とするカタクリにとっては笹によって陽射しを遮られてしまって生育が悪くなったと言う事なのでしょう。
ちょっと残念ですね。
しかし、これも人間を含めての自然の移り変わりなのでしょうか…。
リタイヤしたら“下草刈り隊”でも結成して見ようかと思っている所です。(*^_^*)
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