N響定期 コンサート
暑さも少しゆるみ、芸術の秋ですね。
9月17日( 土)は、 N響 定期公演です ♪
第1707回 定期公演 Cプログラム
ブロムシュテットは、両親がスウェーデン人ということもあって、ドイツ・オーストリアと並び北欧の作曲家の作品を数多く聴かせてくれていますが、その一方で、ドヴォルザークやチャイコフスキーなど東欧やロシアの作曲家の作品を、N響で採り上げることがほとんどありませんでした。
今回、そのブロムシュテットがロシアの2つの名曲を指揮することになりました。
ラフマニノフ《ピアノ協奏曲第3番》では、ノルウェー生まれの実力派で、2010年にこの曲のCDをリリースし、完成度の高い演奏をしているレイフ・オヴェ・アンスネスをソリストに迎えます。
後半は、チャイコフスキー《交響曲第5番》。
いずれも、ブロムシュテットがN響で初披露する作品です。
ラフマニノフ / ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
チャイコフスキー / 交響曲 第5番 ホ短調 作品64
指揮 ヘルベルト・ブロムシュテット
ピアノ レイフ・オヴェ・アンスネス
NHK交響楽団
アンスネスの、ラフマニノフ 第3番 ステキな演奏でした。
ラフマニノフらしい香りがただようピアノとオーケストラのハーモニー。
チャイコフスキー第5番、おなじみの曲だけに期待が大きい。
ブロムシュテットの指揮ぶりは若々しく、音楽は品があってしかも訴えかけてくるものがある。
終曲間じかの盛り上がりは、指揮とオーケストラが一体となって ゾクゾクするくらいの迫力。
終わらないうちに思わず拍手した人の気持ちもわかります!
ブロムシュテットは、去年4月の定期で 2回聞きました。
そのときも、どちらもすばらしかった。
⇒ Myブログ「ブロムシュテットのマーラー9番」
⇒ Myブログ「ルドルフ・ブフビンダーのピアノ」