分析センター見学

農民連食料分析センターの見学会に行ってきました。
東武東上線の大山にあります。
大山駅で待ち合わせして２３名。北口集合なのに何故か
南口で待っていたりして・・・。センターは南口だったのです。

八田所長の話を聞いてから分析器を見学。
皆のカンパでようやく購入できました、とお礼も言われ
本体だけで１７００万もするゲルマニウム半導体検出器を見ました。
食品の放射性ヨウ素、放射性セシウムを最も精密に測定する事ができ
分析費用は７５００からだそうです。

３・１１事故後すぐ対応したのが　Nalシンチレーションスペクトル
メーターによるスクリーニング分析で、これは迅速・正確・低コストな
検出法で１日で速報ができ、４０００円からと費用も安い。

こうした分析器を５台所有しフル回転しているそうです。
食品放射能汚染検査と農薬分析、重金属分析を実際に見学できました。
検査はともかく、検査をするための用具が１個８０００円とか
とにかく高いのです。

見学者皆ため息をついていました。
またカンパ集めなくてはね…の声も。
魚類は分析したいが、材料を手に入れるのにお金がかかり
持ち込まれるもので対応しているようです。
まだそれ程の汚染は無かったそうですが、これからの方が
高いものが出てくるかもしれないとの事でした。

帰りは５時を過ぎてしまい、夜はバザーの値付けでした。