先日の天声人語に
「ぼっち席」という言葉がのっていた
学食などでテーブルの中央に仕切り板があって、相席が気になる人にとってはいいらしい
ぼっちというのは、友達がいない、一人ぼっちの人という若者言葉だそうだ
それでも食堂で食べるならまだしも、トイレの個室にこもって食べる人
食べる相手がいないと食事を抜く人までいるらしい
それは「ランチメート症候群」というらしい
食いしん坊のわたしにはとても信じられないことだけれど
よ~く考えてみると、我が家にいる息子もこれに近いものがあるかも・・・
学生時代を振り返ってみると、高校時代はよく学食のお世話になっていた
あの時代なのに食事だけでなく、デザートっぽいものもいくつかメニューがあったような・・・
学食の楽しみは、クラスのちがう仲良しと一緒に食べられること、あこがれの先輩の顔をチラ見しながら食べられること(笑)
でも大学時代は学食を利用することはなかった
昔から朝に弱い私はできる限り午前の授業はとらなかったし、たまにお昼に学校にいたときは友達のお家でよばれたり、
さっさと街中へ出て喫茶店(今のようなこじゃれたカフェはなかったけど・・・)で食べたり
今このブログにもよく書く一人の昼食・・・かなり幸せな時間ではあるが
それはたまにゆっくり一人がいいというだけで
ぼっち席なるものに座りたいとも思わないし、個食も孤独な孤食もそれが日常となればそれはさみしいのでは?
と、思う
好きなものを好きなように・・・という意味ではいいかもしれないけれど
やっぱりおいしいものを大勢でワイワイ言いながら食べるのが楽しいのではと思うのだけど
考えてみれば子供のころから大勢の中で暮らしてきた私にとってひとりぼっちというのは何よりの恐怖かもしれない
亭主元気で留守がよい・・・なんて言ってないで、亭主も息子も大事にしないとね
でも・・・やっぱりこんなものを食べてるときは孤食がいいかも(笑)