When I Dream

~気侭な戯言日記~

新宿まで70分

2007-07-12 23:55:20 | ボクシリーズ(物語風/エッセイ風)
夕べ電気を消して、タオルケットに身体を委ねたのは、確か午前1時20分頃だった。 少し腫れぼったくなったような目は眠りを欲していたというのに、首や腰は少し怠くなって痛み、大の字に投げ出した両足の脹脛は、血流が悪くなってなんとも気持ちが悪く、眠りたいのに眠りを妨げようとしていた。ボクは横になったまま、ゆっくりと右足を天井へ向かって真っすぐに上げ、必至に右手を伸ばしてつま先を掴んだ。固くなった間接、硬くなった筋肉、脹脛も太股の裏側も、ピクピクと震えてスジを伸ばそうとするボクに抵抗する。 なんとか20秒ほど耐えて、今度は左足を伸ばして上げて、左手でつま先を掴んだ。 それを数回繰り返すと、足腰の怠さは大幅に軽減してだいぶスッキリした。 再び大の字になったボクは・・・いつの間にか浅い眠りに埋もれていった。 . . . 本文を読む
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